私はイヤホンハンター

オーディオで破産!生活保護まで、あと一歩!!

Musicmaker/Toneking「Tomahawk」ボーカル表現の素晴らしいインナーイヤー!!

【高音】★★★★★
【中音】★★★★★
【低音】★★★
【傾向】カマボコ
【解像度】良い
【分離感】普通
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】5000円ぐらい?

★良い点★
・明瞭で伸びのあるボーカル表現

★悪い点★
・ボーカル表現以外が微妙

こちらはMusicmaker/Tonekingからリリースされたイヤホンだ。

恐らく発売は2017年前後と思われるが、現在は詳しいデータがなくて詳細がつかめない。

今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
金属ハウジングはシンプルかつ高級感があってよかった。

付属品はキャリーケースとイヤーパッドだ。どちらも特別な高級感があるものではないが使いやすかった。

イヤーパッド無しだと高域が強すぎる印象だ。イヤーパッドをつけると全体的にバランスの良いチューニングになった。

2、音質評価
高域は明瞭。イヤーパッド無しだと少しキンキンするようなイメージだ。

中音域も明瞭。ボーカルはかなり前に出る印象だ。女性ボーカルの表現は特に素晴らしい。

低域はタイトで量感少なめ、あまり存在感はないように思えた。

ボーカル表現のインパクトが強く、静かな場所で聞いた時には低価格帯のイヤホンとは思えない感動を覚えた。

ただ低域の存在感・量感が少ないため、外出先などの外音が入り込む場面では中々リスニングに集中できなかった。

リズム隊の印象があまり残らないイヤホンなので、ボーカルだけに注力して聞きたい方には良いが、他の部分も重視する方には厳しく思えた。

イヤーパッドを付けるかはかなり迷うところだ。イヤーパッド無しだと高域がキツすぎる印象があるが、解像度、抜け感が良く感じた。

イヤーパッドを付けるとバランスはよくなるが低域が少しボヤけた印象になり、高域の圧倒的な伸びも少し減衰した印象だった。

ただ、様々なことを差し引いても5000円前後のインナーイヤー型イヤホンとしては完成度が高く思えたし、特にインナーイヤーならではの天井知らずのボーカル表現は好ましく思えた。

【総評】
悪くはないが、個人的にはボーカル以外も重視して聞きたいので微妙な評価だ。

ただ他のインナーイヤー型イヤホンとの差別化として、個性的なチューニングは良いと感じたし、今聞いてもお値段以上の解像度やボーカル表現を誇るイヤホンだとは思った。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

OPPO Reno3 A(直挿し) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・水槽/夜天邂逅(J-POP,女性ボーカル) ○
・りれん/カマトツチ(J-POP,女性ボーカル) 〇
・森七菜/アルバム(J-POP,女性ボーカル) ○
・春野/The Lover(J-POP) ○

●Cayin N5ii(3.5mm 直刺し)
・703号室/BREAK(J-POP,女性ボーカル) 〇
戸松遥/Harukarisk*Land(アニソン,女性ボーカル) 〇
戸松遥/Resolution(アニソン,女性ボーカル) 〇

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

Etymotic Research「ER-4P」スマホでも鳴らしやすいエティモ!!

【高音】★★★★★
【中音】★★★★★
【低音】★★★★
【傾向】フラット
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】近い
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1BA
【発売当時の値段】30000円前後

★良い点★
・低インピーダンススマホやポータブルプレイヤーでも音量がとりやすい
・フラットなチューニングかつ圧倒的な解像度

★悪い点★
・装着に少し手間がかかる
・タッチノイズが酷い

こちらはEtymotic Researchの名機、ER-4Sのインピーダンスを低くして、ポータブル環境でも使いやすいように改良された品だ。

ちなみにオリジナルのER-4Sは聞いたことがないので比較レビューはできないのであしからず。

今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
有名な三段フランジのイヤーピースの他に、マッシュルームみたいなイヤーピースと、コンプライ系のフォームタイプのイヤーピースが入っていた。

大きなケースに入っており、高級感とも違う妙な特別感があった。

小さなキャリングポーチはシンプルなデザインは好ましいものの小さくて少し使いづらく感じた。

ケーブルは針金みたいな柔軟性のないものでタッチノイズも酷いので外に使うにはクリップが必須に思えた。

クリップはしっかりしたものでケーブルにくっつけることができるので使いやすく思えた。

イヤーピースはどれも音は悪くないが、耳の奥までしっかり入った時の三段フランジの遮音性や音のバランスの良さは特筆するべきものがあった。

反面、長時間挿入していると耳が疲れる感覚があるのと、他のイヤーピースに比べてスイートスポットの調整が難しい印象があり、マッシュルームやフォーム型の方が装着感は調整しやすく思えた。

何にしても三段フランジも、他のイヤーピースも癖があるものなので、一般的なカナル型イヤホンのように気軽に装着できるものではないと感じた。

2、音質評価
高域は明瞭だが刺さる印象はなく絶妙なバランスだ。

中音域も解像度が高くボーカルも鮮明に聞こえた。

低域もBA型イヤホンとしては適度な量感があり、タイトで上質に思えた。

ポータブルプレイヤー向きということでAndroidスマホに直挿ししたり、iPhone 8Apple純正のアダプターを噛ませて使ってみたが、鳴り方は十分で物足りなさは感じなかった。

ただ高性能DAPやアンプを通すことで解像度はより上がったように思えた。

全体的な音のバランスとしては完璧に近く、フラットでありながらリスニングライクな楽しさも見いだせる音のバランスになっていた。

またエクストリームなメタルなどの音数の多い音源でもしっかりと分離し、味付けの少ない音ながら迫力不足に陥らない絶妙なバランスに思えた。

欠点としては、やはりいくらポータブル向けと言っても外出には向いていなさそうな柔軟性のないケーブルと、そもそも耳に挿れて装着感の良いスポットを見つけるまでが難しく、中々、気軽に使えないという部分だ。

ただポータブルで使えるイヤホンとしては最高峰に近いもので、尚且つアンプ等を持ち出さなくても満足度の高い音が鳴るということであれば、非常に高性能なイヤホンと言えるのではないだろうか。

【総評】
前々から持っているイヤホンなのだが、改めて使ってみると、音が良いという驚きと、やっぱり装着は面倒くさいなという思いが半々ぐらいだった。

あとはアンプやDAPの出力を調整したり面倒事を楽しみたい方には本家ER-4Sの方が好ましいのかもしれない。

ポータブルメインでエティモの音を楽しみたいという方には、これ以上ないパートナーになるだろう。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

iPhone 8(Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Romain Dumas & Orchestre National Bordeaux Aquitaine/Thomas Bangalter: Mythologies(クラシック) ○
Travis Japan/Road to A(J-POP) 〇
・北里彰久/砂の時間 水の街(ロック) ○
・Nullbarich/The Roller Skating Tour(J-POP) ○

●Cayin N5ii(3.5mm 直刺し)
ラブライブ! サンシャイン!! オリジナルサウンドトラック Sailing to the Sunshine [Disc 2](アニソン,サントラ) ◎
96猫/O2O [Disc 1](J-POP,アニソン,女性ボーカル) ◎
・あたらよ/極夜において月は語らず [Disc 1](J-POP,女性ボーカル) ◎
梶浦由記/ソードアート・オンライン ミュージックコレクション [Disc 4](アニソン,サントラ) ◎

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

HZsound「Heart mirror」バランスの取れた弱ドンシャリ1DDイヤホン

【高音】★★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★
【傾向】フラット〜弱ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】6,590円

★良い点★
・鮮明な高域
・価格帯に対して高性能な美音系チューニング

★悪い点★
・特になし

こちらはHZsoundというブランドからリリースされた中華イヤホンだ。

恐らくはMoondropのKXXSに影響を受けて作られたイヤホンと思われる。

今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
ブランドロゴ入りのグレーのキャリングケースはシンプルなデザインで使いやすかった。

イヤーピースも、白、黒、コンプライ系のフォームタイプとバリエーション豊富なものが付属していた。

白いイヤーピースがフラットな印象、黒の方が低域がしっかりと感じられてメリハリのある印象だ。

個人的には装着感も含めて黒いイヤーピースが一番よく感じた。コンプライタイプは未使用だ。

シルバーの鏡面ハウジングは価格帯以上の高級感があってよく思えた。

2、音質評価
高域は明瞭。アタック感もあった。

中音域も明瞭。女性ボーカルは特によく感じた。

低域はイヤーピースにもよるが黒のイヤーピースだとタイトながら適度な量感を得られた。白のイヤーピースだと低域の印象は薄めだ。

低域重視のイヤホンではないが、低域の質も悪くないと感じた。

アコースティックな音源が合うような繊細さを感じさせながらも、弱ドンシャリ寄りのサウンドでポップスやロックをメリハリもって聞かせる性能もあると感じた。

またダイナミックドライバーのメリットを感じさせるような低域の沈み込みや、バランスの良い一体感のあるチューニングも好印象だ。

本家のKXXSの繊細さが反映されながらも、ややドンシャリ寄りのチューニングが本家よりもわかりやすい方向性に思えた。

KXXSよりも、こちらのチューニングが好きという方もいるだろう。

ただKXXSはかなり優秀なイヤホンだったので、本家と比べると少し安っぽい音だなと感じた。

スマホ直刺しでも鳴らしやすいが、USB DACぐらいの多少は出力を上げられるようなものを挟むと、よりよく聞こえた。

クラシックやジャズも抜けがよく爽快に聞けたので、万能なイヤホンと言えるだろう。

【総評】
完成度はかなり高いと思った。

ただこのイヤホンを聴くと本家のKXXSのことがどうしても頭にチラついてしまい、KXXSを聞きたくなってしまった。

個人的には本家のが好きだが、そもそも本家は2万円越えのイヤホンなので比較するのもおかしな話だ。

低価格でバランスの良いダイナミックドライバーのイヤホンが欲しい人には良いと思った。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

Huawei P30 lite + Chord Mojo(Fiio CL06によるUSB接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
indigo la End/哀愁演劇(J-POP) 〇
Lamp/一夜のペーソス(ロック) 〇

OPPO Reno3 A + iBasso DC05 + Amazon Music HDによるサブスク音源
・McRae/THINK LATER(ポップス,女性ボーカル) 〇
・Spiritual Cramp/Spiritual Cramp(パンク) 〇
・PAINT IT BLACK/Famine(ハードコアパンク) 〇

Huawei P30 lite +  iBasso DC05 + Amazon Music HDによるサブスク音源
・ロブ・ラフト/Dahab Days(ジャズ) ○

OPPO Reno3 A + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3D(3.5mm) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Pablo Sáinz-Villegas/The Blue Album(クラシック) ○

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

KZ「BA10」ウォームな低域と派手なサウンド!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★
【傾向】フラット
【解像度】普通
【分離感】普通
【音場】広い
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】5BA
【発売当時の値段】8750円

★良い点★
・BAドライバーだがウォームで量感のある低音
・広い音場

★悪い点★
・人によっては低音が多いと感じるかもしれない
・片側5BAのイヤホンと考えると期待値ほどの解像度はない

こちらはKZの当時のフラッグシップモデルだ。

まずは最初にプラスチック筐体のKZ AS10がリリースされて、後続としてBA10が出たが音はかなりAS10とは違う印象を受けた。

今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
箱は同社の低価格帯のモデルに比べると一回り大きくなり多少ゴージャス感があった。

ただ付属品はケーブルとイヤーピースと、いつもと変わらないものだったので箱は小さくても良いような気がした。

金属ハウジングは奇抜なデザインに好みが分かれそうだが、個人的には値段以上の特別感があって好ましく感じた。

イヤーピースは定番の「ふじつぼ」で悪くもないが良くもなかった。よりフィット感を求めるのであれば替えた方がいいだろう。

奇抜な形のハウジングだが想像していたより装着感は悪くない印象だ。

2、音質評価
高域は明瞭だが刺さるような印象はなかった。全体の中でも特に印象が強いわけではない。

中音域は明瞭。ボーカルはリズム隊と同じぐらいに定位。

低域は割と量感はあるが、土台を支えるような印象の低域で個人的に好感が持てた。タイトよりはウォーム寄りの音だ。

最初は低域重視のドンシャリイヤホンかなと思っていたのだが、聞いているうちに割とフラットでバランスの取れたチューニングだなと感じた。

解像度やスピード感はやや乏しいので、オールドロックやバラードのが合うような気がした。

ただ落ち着いているかと聞かれると派手な音のイヤホンだなという印象だ。

正直に言うと聞いていても、あまり印象の定まらないイヤホンだ。

当時の評価も賛否両論あったし、AS6やZS10ProなどのKZの名機が出揃った時期だったので酷評されていた印象もあるが、個人的には今も昔も嫌いではないイヤホンだ。

アンプやDAPを使ってしっかり鳴らした時にはピュアオーディオ感のあるドッシリとした音が心地よく感じた。

またBAドライバーで中低域重視というのも個性的に思えてイヤホンオタク的には嬉しく思えた。

【総評】
評価の難しい1本だが面白い1本であることは間違いないと思えた。

個性的な音だからこそリケーブルも面白そうなので、今後も使っていこうと思った。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

Huawei P30 lite + Chord Mojo(Fiio CL06によるUSB接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・JUNG KOOK/GOLDEN(K-POP) ◎
松任谷由実/ユーミン乾杯!!~松任谷由実50周年記念コラボベストアルバム~(J-POP,女性ボーカル) ◎
アレクサンドル・タロー, フランス国立管弦楽団 & ルイ・ラングレ/Ravel: Concertos - Falla: Noches en los jardines de España(クラシック) ◯
・グレゴリー・ポーター/Christmas Wish(ジャズ) ◯

OPPO Reno3 A + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3D(3.5mm) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・yahyel/Loves & Cults(エレクトロニカ) ○
・ジェイムス・ホールデン/Imagine This Is a High Dimensional Space of All Possibilities(エレクトロニカ) ○
・[Alexandros]/But wait. Cats?(ロック) ◯
・Pared/菫(J-POP) ◯

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

Venture Craft「SounDroid VANTAM」どっしりしたピュアオーディオ志向のサウンド!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★★
【傾向】ドンシャリ
【発売当時の値段】64770円

VentureCraft社のポータブルアンプ。発売は2015年だ。

当時は有名なポタアンだったため名前を聞いたことのある人も多いはずだ。

今回はこちらのポタアンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
とにかく本体に様々なスイッチが付いていて様々な嗜好や用途に合わせて使えるのは良いのだが、わかりづらいのが本音だ。

私もこのポタアンを使って数年経つが未だに使いこなせていないような気がした。

本体は黒一色。高級感はあるが少し無骨な印象だ。

厚さは現代のポタアンと比べると厚くも薄くもない中間ぐらいの印象だが、2010年代初頭はかなり厚めのポタアンが多かったので、それらと比べると薄めに思えた。

充電は中古で購入したからかもしれないが、あまり長くもたない印象だ。

とは言え、やはり昨今のFiioのポタアンなどが超時間もちすぎるような印象なので、当時としては普通だったはずだ。

あとはアナログもデジタルも様々な接続方法があり、iPhoneともVentureCraft社から発売されているUSBケーブルなどを使ってデジタル接続ができた。

私は運良く中古で「7Nclass Lightning-USBケーブル」を入手できたので、専らそれを使ってiPhone 8と繋いでいる。

また今では主流ではなくなってしまった2.5mmバランス接続が可能だ。2015年当時でバランス接続ができるポタアンは、かなり凄かったと思える。

各スイッチは音の傾向やGAINなどが調整できる。

面倒なのでそれぞれの解説は控えるが、出力は並なので、極端にインピーダンスの高いイヤホンは鳴らしきれないような印象だ。それはGAINをHIGHにしてもあまり印象は変わらなかった。

2、音質評価
高域は明瞭だが各帯域の中では目立たない印象だ。特に強調されたイメージもないので刺さりが苦手な方にもおすすめできそうだ。

中音域も明瞭だが、これも特に何が誇張されることもなく解像度を底上げする印象だ。

低域が一番特徴的でやや量感が増されるような印象と、沈み込みが深く感じた。

全体的にどっしりとした印象のサウンドでスピード感はあまり感じられなかった。

またボーカルが前に出るとか、そういうタイプのポタアンでもなかった。

アナログライクな音で、どっしりとした低音とパワフルな音像は、どこかスピーカーで鳴らしているようなピュアオーディオ志向な音に思えた。

打ち込み系の音源も悪くないが生楽器のがVANTAMの真価が発揮できる気がした。

特徴のしっかりした音なので好みは分かれそうだが、音は値段相応にめちゃくちゃ良いように感じた。

VANTAMは解像度は高いものの不自然さを感じさせないアナログライクな音像だ。

音楽としての雰囲気を大事にした重厚感のあるサウンドで、リスニングをしっかりと楽しめるチューニングに仕上がっているように思えた。

【総評】
接続方式も豊富だし、個人的には長く使っていけるポタアンの名機だと感じた。

中古で見つけたら多少根が張ってでも手に入れてほしい品だ。

【点数】 ★★★★★★★★★ 9/10
【名機認定!!!】

TinHifi「P1MAX Commemorative Edition」フラットながら沈み込む低音でリスニングライク!!

【高音】★★★★★
【中音】★★★★★
【低音】★★★★★
【傾向】フラット
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】新型平面ドライバー14.2mm
【発売当時の値段】28900円

★良い点★
・高い解像度
・ウォームで上質な低域

★悪い点★
・やや味気ないサウンド

こちらはTinHifiのヒット作、P1MAXのケーブルを変更したスペシャルエディションだ。

更にはスイッチング形式のプラグで容易に3.5mm、2.5mm、4.4mmを切り替える事ができる。

今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
ハウジングはシンプルだが、ミニマルな雰囲気で個人的には好きだ。

ケーブルも高級感があり、スイッチングプラグも慣れると抜き差ししやすくて良かった。

イヤーピースは多彩なサイズが付属し、音質も可もなく不可もなくだ。

2、音質評価
高域は鮮明だが刺さるような印象はなかった。やや硬質な印象だ。

中音域は明瞭。ボーカルはやや前に出るような印象だ。

低域はウォーム寄りだが、こもるような印象は一切なく非常に上質に思えた。

ウォームな低域が特徴的だが、高域は硬質な印象という変わった音だ。

ただ全体としてのバランスは素晴らしく、音の固さと柔らかさが相まってあらゆるジャンルに対応できるようになっていた。

また低域の上質さは同価格帯でも目を見張るものがあり、解像度・質の面で素晴らしく感じた。

ややモニター寄りなサウンドが退屈に感じる方もいるかもしれないが、だからこそDAPやアンプによる味付けが楽しくなるイヤホンだ。

半面、再生機器に影響を受けやすいので、機材が一通り揃った中級者~上級者向けのイヤホンにも思えた。

【総評】
正直TinHifiのイヤホンはモニターライクで面白みのない音が多いと思っていたのだが、このイヤホンはウォーム寄りの低域がリスニングライクで個人的にも好きなイヤホンだ。

適度な値段でポテンシャルも高く、プラグの変更でバランス接続にも容易に対応している。良いイヤホンではないでしょうか。

【点数】 ★★★★★★★★★ 9/10
【名機認定!!!】

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

OPPO Reno3 A + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3D(4.4mm) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・ANDRÉ 3000/New Blue Sun(ジャズ) 〇
・冥丁/古風Ⅲ(アンビエント) ○
Georgia/Euphoric(ポップス) ○

SONY NW-ZX507(4.4mm 直挿し)
・meiyo/POP SOS(J-POP) ○
マリア・カラス/Pure(クラシック) 〇

iPhone 8 + ベンチャークラフト SounDroid Vantam(V7LJ2A 7Nclass Lightning-USB横出しデジタルショートケーブルを使ったUSB接続)(2.5mmバランス接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・week dudus/n00b(ヒップホップ) ◎
THE NOVEMBERS/The Novembers(ロック) ◎
・ONE N' ONLY/You are / Hook Up (Special Edition)(ポップス) ◎

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

TAGO STUDIO「T3-03」ロックを楽しく聴ける痛快モニターヘッドホン!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】やや狭い
【装着感】良い
【発売当時の値段】31250円

★良い点★
・モニターライクだがリスニングも楽しめる弱ドンシャリサウンド
・価格帯に対して高い解像度

★悪い点★
・やや無機質な音作り

こちらは「T3-01」で高い評価を得た群馬県高崎市にあるTAGO STUDIOが製作したヘッドホンだ。

今回はこちらのヘッドホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
黒をベースにしたシンプルなデザインはいかにもモニターヘッドホンという印象だ。

キャリングケースも高級感があるとまではいかないが使いやすいものだ。

またポータブル用途で使えるヘッドホンの中でもかなり軽量な部類だ。

いわゆる高級ヘッドホンのズッシリとした重量感や高級感はないものの、モニターヘッドホンとして気軽に持ち運んだり、長時間使用するには、この方が好ましく感じられた。

ケーブルも1mと3mのものが付属し、スマホで気軽に使う場合と、屋内でじっくりと使いたい場合で使い分けられそうだ。

イヤーパッドも柔らかく側圧も強すぎず弱すぎず丁度いい塩梅なので、長時間装着していても耳が痛くなるようなことはなかった。

2、音質評価
高域はモニターヘッドホンらしく明瞭だ。音源によっては少しキツく感じるものの刺さるような印象はなかった。

中音域も明瞭。ボーカルを中心に聞きたい方にも良いだろうし、ギターの音も解像度が高くて気持ちよく聞こえた。

低域は多すぎず少なすぎず適度な量感だ。ベースの音も分離して追いやすかった。

最初は少し面白みに欠ける音かなと思っていたのだが、聞いているうちに、シンプルかつ爽快な音が癖になってきて、3万円前後のヘッドホンとしては非常にコスパが良く思えてきた。

余計な味付けをしていない分、音楽の素の部分が楽しめるような音作りに感じた。

また「T3-01」はナチュラルな音作りだが、どちらかというと優しめの音でややメリハリに欠けた印象だった。

こちらの「T3-03」は誤解を恐れずに言うならば、モニターライクだがややドンシャリ寄りの音のため、ロックなどの激しい音楽を楽しく聞く事ができた。

またエレクトロニカやクラシックなど様々なジャンルを試してみたが、どれも違和感なく聞く事ができたので万能に感じた。

ただ「T3-01」に比べると多少ロックに向いた躍動感のある音作りで、リスニング用途のユーザーも楽しみやすいように思えた。

【総評】
モニター寄りのリスニングヘッドホンを探している方にもおすすめしたい1本だ。

シンプルかつ飽きのこない音を提供してくれるし、軽くて気軽に使えるのもメリットだ。

1mのケーブルなら外で音楽を聴くのにも向いていると思うので、ポータブルヘッドホンとして使っても良いように思えた。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【ヘッドホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

DENON DCD-50 + DENON DA-310USB(COAX端子を使った光デジタル接続 + ヘッドホン端子使用)
・Peter Ilyich Tchaikovsky/3 Great Ballets(チャイコフスキー白鳥の湖・眠りの森の美女・くるみ割り人形/オーマンディ)(クラシック) ○
・L'Arc~en~Ciel/DUNE(ヴィジュアル系,ロック) ◎
RIP SLYME/TIME TO GO(ヒップホップ) ◎
・CRAZE/CORE(ロック,ヴィジュアル系) 〇
・CRAZE/SLICK(ロック,ヴィジュアル系) 〇
acid android/acid android(ロック,ヴィジュアル系) 〇
acid android/faults(ロック,ヴィジュアル系) 〇
TORTOISE/Standards(エレクトロニカ,ポストパンク) ◎
・Jane's Addiction/Ritual De Lo Habitual(ロック) ○

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △