私はイヤホンハンター

オーディオで破産!生活保護まで、あと一歩!!

Audio-Technica「ATH-CM707」デカイ形状で高音質!!

2014年に発売した古めのイヤホンで、大口径ドライバーが特徴のインナーイヤーです。

 

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大人の高級感がある。「おじさま」と呼ばれるようになったら、こんなイヤホンをしたい。

 

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新開発のφ15.4mmドライバーのおかげで、ダンボぐらい大きな耳でなければ「デカッ!」と感じるだろう。

 

LRと書かれているので左右がわかりやすいが、少しダサい。

 

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延長ケーブル付きなのだが、延長ケーブルがあると長すぎるし、無いと短すぎる。

 

胸ポケットにプレーヤーを入れているタイプの人には丁度いい長さかも。

 

あと凄くかっこいいけど「仕切り」があって使いづらいケースが付いていたのだが、無くしてしまった。

 

【高音】攻めてるね!
【中音】良い
【低音】攻めてるね!
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】普通

【音場】普通
【フィット感】デカッ!
【取り回し】やや悪い
【ドライバー】ダイナミックドライバ1発
【発売当時の値段】不明(現在はAmazonで5108円)
【筆者が購入した値段】中古で1200円ぐらい
【点数】 ★★★★★★★ 7/10

 

2014年に発売されたのに、2020年現在も販売中というロングセラーイヤホンである。

 

オーディオテクニカのネームバリューがあってこそとも思えるが、実際の音も、インナーイヤーの欠点を無くしたような高音質なもので、気軽に使える1本として評価されているのも納得だ。

 

そもそもインナーイヤーと言うと、ラジオを聴く時とかに適当に使われるような、言ってしまうと高音質は期待できない印象があった。

 

しかし、こちらは大手メーカーの物だけあって値段相応の実力を誇る内容となっている。

 

【高音】

オーテク先生の得意とするところであり、高品質である。ただ相変わらずの攻め具合で刺さりまくりなので、刺さりが嫌な人なんかは止めた方がいい。

 

女性ボーカルは綺麗に聞こえるし、男性ボーカルも悪くない。抜けが良くて気持ちいい。

 

【中音】

インナーイヤーだから厚みこそないものの、抜けがよく、爽快感がある。表現するべき部分はしっかりと表現されている。

 

【低音】

大口径ドライバーのおかげで、これがボンボン出る。さすがにヘヴィメタルやEDMのズンズンを期待すると違うかもしれないが、スピード感があるので、これらのジャンルも案外悪くない表現になる。

 

どのジャンルも万能に鳴らす。

 

【フィット感】

これが微妙で、本体が大きいため、耳の大きさによっては挿れる事が厳しくも感じる。

 

他のインナーイヤーを使っていた人なら、余計に大きく感じるだろう。ただ、音はお墨付きだし、私は中古で買ったので付属していなかったが、イヤーパッドを付ければ付け心地が改善される可能性は高い。

 

【総評】

比較的万能で使い勝手が良いイヤホンです。特に苦手なジャンルも感じません。

 

真剣に聴くと言うよりは、流し聞きしたい時に、サブスクのプレイリストとかを適当に再生して使っていました。

 

これからインナーイヤーが欲しいけれど、あまり低音質なものはちょっと…という方にもお薦めできます。