私はイヤホンハンター

オーディオで破産!生活保護まで、あと一歩!!

Topping「D30 pro」変わった構成で低域パワフル、中・高域明瞭のDAC!!

【高音】★★★★★

【中音】★★★★★

【低音】★★★★

【傾向】ドンシャリ

【発売当時の値段】40000

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★良い店★

・性能に対して割と小さめ

・高い解像度

・埋もれないボーカル

 

★悪い点★

・デジタル、人工的な音

・低音の量感が多すぎると感じる人もいるかもしれない

 

1、音質以外の評価

2021年発売、CS431984つ搭載した変わった構成のDAC

 

入力はCOAXOPTUSB3種類。出力はXLRAUX

 

Amazonの商品紹介ベージには「フルバランスXLR出力」と記載があるが、各種レビューサイトを見るとアンバランス出力のようだ。

 

ちなみに私はXLRケーブルを使える環境を持っていないため、AUX出力で使用した。

 

主な組み合わせは下記2つだ。

 

1、MacBook Air + Topping D30 Pro(付属のUSBケーブルにてUSB接続) + Edifier S880DB(ACROSS750 RR V2によるRCA接続)

2、MacBook Air + Topping D30 Pro(付属のUSBケーブルにてUSB接続) + DENON PMA-60(ACROSS750 RR V2によるRCA接続) + JBL STAGE A130

 

どちらの場合も音源はAmazon Music HDによるサブスク音源を使用した。

 

大きさは性能を考えれば小型で、10年以上前のDACに比べると、かなり小さい印象だ。

 

ただ性能が上がっているので当たり前だが、同社のD50と比べると一回り大きい。

 

2、音質評価

高域はかなり伸びる上に解像度が高い印象。ただデジタルな音のため、原音主義の方は不自然に感じられるかもしれない。

 

中音域は、他の帯域の主張が強いにも関わらず鮮明で、バックサウンドの騒々しいロックやメタル系の楽曲でもボーカルがおざなりにならず、鮮明に聞こえてくる。

 

低域は量感はあるが、あくまで他の帯域のサポートに回っているような印象だ。

 

解像度高めの現代的な音で、打ち込み系のポップスなどが一番向いていると思った。高音のキラキラした表現も心地よい。

 

良い意味で価格相応の素晴らしい音だと感じたし、中域が明瞭なのでボーカルものやアニソンなどを聴く人にも適していると思った。

 

【総評】

非常に完成度の高いDACだがフラットではなく、低音の量感も多いので、好みは分かれるかもしれない。

 

オールドロックやクラシックよりは、ポップスやボーカルメインで聞いている方に合うと感じた。

 

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

 

DACレビューに使った音源,アルバム】

 

MacBook Air + Topping D30 Pro(付属のUSBケーブルにてUSB接続) + DENON PMA-60(ACROSS750 RR V2によるRCA接続) + JBL STAGE A130

The Linda Lindas/Growing Up(パンク,女性ボーカル)

・パパ・ローチ/Ego Trip(ロック,メタル)

Quatuor Hermès/Charlotte Sohy: Chamber Music(クラシック)

佐野元春 & THE COYOTE BAND/ENTERTAINMENT!(ロック)

 

MacBook Air + Topping D30 Pro(付属のUSBケーブルにてUSB接続) + Edifier S880DB(ACROSS750 RR V2によるRCA接続)

・菅田 将暉/COLLAGE(J-POP)

Wet Leg/Wet Leg(ロック,女性ボーカル)

fripside/infinite synthesis 6(アニソン,女性ボーカル)

・秋山黄色/One More Shabon(J-POP)

・稲葉曇/ウェザーステーション(ボカロ)

 

私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。

かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △