私はイヤホンハンター

オーディオで破産!生活保護まで、あと一歩!!

自己紹介

アニメとイヤホンが好きな、どこにでもいる男性です。

 

年収200万円前後ですが幸せです。

 

自己顕示欲と自己承認欲求が強いので、イヤホンやヘッドホンの"個人的な感想"を当ブログで発表しています。

 

メル友も募集しているので、気軽にこちらのアドレスまでメールください。

mazo_itainogakaikan@yahoo.co.jp

 

オーディオ知識ゼロの男が自己顕示欲を原動力に始めたイヤホンレビュー ブログです。 

 

使用スマホ

OPPO Reno3a(2021年4月〜)

HUAWEI P30 lite(〜2021年3月) 

iPhone 8(サブ機)

 

使用DAP

・Cayin N5ii

・fiio M9

SONY NW-ZX300

Yinyoo「YYX4761」解像度は高まりスピード感のある音に!!

【高音】★★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★
【傾向】ドンシャリ
【発売当時の値段】3932円

★良い点★
・解像度が上がりスピード感のあるサウンドになった。

★悪い点★
・特になし

こちらはYinyooから発売された8芯 銀メッキケーブルだ。

私が所持していたのはMMCX - 2pinのものだ。

今回はこちらのケーブルをレビューしてみよう。

鮮やかな黄色で派手過ぎる印象もあるが、反対に目立ちたい人には良いだろう。

Yinyooのケーブルのほとんどに共通することだが、取り回しは良く、値段以上の高級感があった。

まずはカラーリングの合いそうなTFZ BALANCE 2Mを選択。

もう1本はKZ ZS5でレビューすることにした。

どちらのイヤホンも元からスピード感のあるドンシャリサウンドだったが、リケーブルすることでより解像度が上がり分離が良くなった。

TFZ BALANCE 2Mは元の状態だと低域が少しボヤけた印象だったが、バランス接続の恩恵もあり、かなり明瞭なサウンドに変化した。

元のチューニングから大きく変わっていないので、ロックやパンクに向いているドンシャリサウンドが強化された印象だ。

KZ ZS5も解像度を高めて更に派手なサウンドに進化を遂げて、ポップスを躍動感を持って楽しめた。

個人的に好みの傾向で非常に素晴らしいケーブルだと思った。

半面、ウォームさは少なくパキパキの解像度高めのサウンドになるので、クラシックやジャズを落ち着いて聞きたい人には違うような気がした。

派手なカラーリングも含めて気に入っているケーブルだ。これで4000円以下は安いと言えるだろう。

【総評】 ★★★★★★★★ 8/10

【ケーブルレビューに使った音源,アルバム】

★BALANCE 2M★

●Fiio DM13(4.4mm 直挿し)
・DARKTHRONE/A Blaze in the Northern Sky(ブラックメタル) ◎
・Butcher ABC/North Of Hell(ゴア・グラインド) ◎
・Ave Mujica/Completeness(アニソン,女性ボーカル) ◎
・FINLANDS/BI(J-POP,女性ボーカル) ◎
・MyGO!!!!!/跡暖空(アニソン,女性ボーカル) ◎
・SATANIC WARMASTER / LUCIFERIAN TORCHES『悪魔将軍』(ブラックメタル) ◎

★KZ ZS5★

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + iFi Audio GO blu(LDAC接続)(4.4mm) + Amazon Music HDによるサブスク音源
lyrical school/DAY 2 (Expanded Edition)(ヒップホップ,女性ボーカル) ○
9mm Parabellum Bullet/THE ULTIMATE COLLECTION -20Years, 20Bullets-(ロック) ◎
・ジャック・ホワイト/No Name(ロック) ◎
・Bad Moves/Wearing Out the Refrain(パンク) ○

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

Yinyoo「YYX4745」鳴らし切れば素晴らしい音を奏でる中~上級者向けケーブル!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★
【傾向】フラット
【発売当時の値段】6900円

Amazonで買う

★良い点★
・全帯域の音のクオリティが上がる

★悪い点★
・鳴らしづらい。再生機によってはポテンシャルを発揮できず、いまいち効果を実感しづらい。

16芯 銀メッキ OFC アップグレードケーブルとしてAmazon等で販売されていたケーブルだ。

私が持っているのはMMCX - 3.5mmのタイプのものだ。

今回はこちらのケーブルをレビューしてみよう。

16芯ケーブルだが、そこまで太くはなくて取り回しは良かった。

イヤホンだが、所持している中でTinHifi P1 PlusとTENHZ T5を使ってレビューすることにした。

このケーブルはどんなイヤホンに挿しても鳴らしづらく、イヤホンによっては明確に音量が取りづらくなったと感じるぐらいだ。

またケーブル自体の色付けも少ないため、スマホなどの出力が弱めの再生機器だとあまり変化を感じられないことが多いように思えた。

半面、鳴らしきると非常にクオリティの高い音が鳴り、全帯域がブラッシュアップされたような印象を受けた。

明らかに音はよくなるものの、どこかの帯域が誇張されたということはなく、イヤホンによってはアタック感が抑えられるような印象もあった。

そして今回は鳴らしづらいこともあって、所有物の中でも特に出力のあるポタアン、Carot One NIK58-TUBE、CHORD mojoを使用して鳴らしてみることにした。

TinHifi P1 Plusは元から鳴らしづらいイヤホンではあったが、上記の2つのポタアンではしっかりと鳴らせているという感覚があった。

元のチューニングから大きくは変わらず全体的な解像度は高くなり、単純にパワーアップした印象だ。

TENHZ T5に関しては低域の質が上がり、より輪郭が明瞭になった印象だ。

高域のアタック感は少し軽減されたものの、反対に聞き疲れがなくなって良いぐらいだ。

こちらのイヤホンに関しては明確に音が良くなった印象があり、やはり出力の高い再生機器で鳴らし切ると、お値段以上に素晴らしい音を奏でた。

再生機器を選ぶので初心者には薦めづらいが、反対に再生環境の整った中~上級者にはコスパも良くておすすめのケーブルだ。

元のイヤホンのチューニングを大きく変えないのも用途によっては好ましいだろう。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【ケーブルレビューに使った音源,アルバム】

★TinHifi P1 Plus★

Huawei P30 lite + NIK58-TUBE(DITA Truth Interconnect 3.5 to 3.5 Mini Cable によるアナログ接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・ano/BONE BORN BOMB(J-POP,女性ボーカル) ◎
・パルプ/More(ポップス) 〇
・Mt.Joy/Hope We Have Fun(ロック) ◎
直田姫奈/FEVER -僕たちの計画-(アニソン,女性ボーカル) ◎

Huawei P30 lite + Chord Mojo(Amazonベーシック USB Type Cケーブル 15cm (タイプC - マイクロ2.0タイプB)によるUSB接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
ART-SCHOOL/1985(ロック) 〇

★TENHZ T5★

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + iFi audio GO link + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Within the Ruins/Phenomena Ⅱ(メタルコア) ◎
MISIA/LOVE NEVER DIES(J-POP,女性ボーカル) ◎
・Parkway Drive/Darker Still(メタルコア) ○

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

Beat-Balance「Precious【JY808】」中・高音域が滑らかになり繊細さを際立たせるケーブル!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★★
【低音】★★★
【傾向】フラット
【発売当時の値段】9656円

一般的なケーブルの3.5本分の無酸素銅線を使用したケーブルだ。

2017年発売の古いリケーブルで、端子はMMCX - 3.5mmのみだ。

今回はこちらのケーブルをレビューしてみよう。

カラーはプラチナとゴールドの2種類。私が持っているのはゴールドだが、高級感があってゴージャスな印象だ。

また耳掛けフックのないストレートケーブルなので、耳から垂らして使うタイプのイヤホンにも使用しやすかった。

今回はintime 煌とSHURE SE425をリケーブルして使用してみた。

煌は元々ボーカルが強調されるタイプのイヤホンだったが、中・高音域の解像度が上がって、アコギの音や、ピアノの音が更に目立つようになった。

クラシックに向いている印象を覚えた。

ただリケーブルの効果をより発揮できたと感じたのはSE425だ。

全体的な解像度があがり、低域の質も良くなり、ピアノの音などの高域も、純正ケーブルより際立って美しく聞こえた。

アタック感や低域の量感が少な目な傾向なので、ドンシャリ好きの私としては多少物足りなさは残るものの、反対にアコースティックな音源を聞くには好ましく思えた。

SE425のタイトな低域や、滑らかな高域という特性を活かしながら全体的に底上げされた印象で、ロックも激しくはないが、これはこれで良いかなと思えるようなフラットな鳴らし方をしてくれた。

また同社の価格帯が安いケーブルに比べると、より明確な音の変化を感じられた。

【点数】 ★★★★★★★ 7/10

【ケーブルレビューに使った音源,アルバム】

★intime 煌★

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3E + Amazon Music HDによるサブスク音源
ボン・イヴェール/SABLE, - EP(フォーク) ○
・エリック・ル・サージュ & 樫本大進/Concert de Chausson(クラシック) ◎
・Briston Maroney/JIMMY(ポップス)

SHURE SE425★

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3E + Amazon Music HDによるサブスク音源
ASCA/MOONWORK(アニソン,女性ボーカル) ◎
音羽-otoha-/sukimakaze - EP(アニソン,ロック) ◎
アレクサンドル・タロー/Bach(クラシック) ◎
・Watchhouse/Rituals(フォーク) ◎

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

KZ「ZS10 PRO X」キンキンの高音が目立つがバランスの良いチューニング!!

【高音】★★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】4BA+1DD
【発売当時の値段】6500円ぐらい

Amazonで買う

★良い点★
・刺激的な高域
・派手だが統制が取れたチューニングバランス

★悪い点★
・派手な音なので、落ち着いた音やフラットな音を求める人には違うかもしれない。

こちらはKZのハイブリッドドライバー構成のイヤホンだ。

過去にリリースされたKZ ZS10 PROのデザインを踏襲しているが、フェイスプレートはシルバーからブラックに変更になっている。

今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
付属品はいつものKZと同じでイヤーピース3ペアとケーブル。

イヤーピースは「ふじつぼ」の愛称で親しまれる切れ込みが入ったものだが、今回はホワイトカラーだ。

2、音質評価
高域は明瞭。KZ ZS10 PRO譲りの刺激的な高域だが、初代に比べるとマイルドな印象だ。かなり刺激的でありながら刺さらないバランス調整がすごい。

中音域は明瞭。ボーカルは前に出る。特に女性ボーカルの伸びは良かった。

低域は量感は控えめでタイト。どちらかというと中高音域寄りのイヤホンに思えたが一定量は出ていた。

かなり派手な音色ではあるものの統制が取れており、高域もキンキンだが刺さらない絶妙なバランスだ。

バンドサウンドも悪くないが、どちらかと言うとボカロなどの打ち込み系の方がより本領発揮できる印象だ。EDMもノリノリで聞けて楽しかった。

ポップスを明るく楽しく、尚且つ解像度高めのパキパキサウンドで聞きたい方にはおすすめだ。

反対にクラシックやジャズを落ち着いて聞きたい方には向かないだろう。総じてドンシャリ好きな方には刺さるイヤホンに思えた。

【総評】
定価の6500円前後で買っても安いぐらいの印象。

リケーブル次第では2~3万円のイヤホンとも対等に戦えるだろうし、また派手な音が単純に楽しくて、今後も使い続ける1本になりそうだ。

個人的に初代KZ ZS10 PROはかなり好きなイヤホンだったのだが、初代のキンキンの高域を引き継いでいながらも、バランスの取れたチューニングになって聞きやすくなった印象だ。

あの頃の刺激的なKZも良かったが、このバランスの取れた音の方がより多くの人に好まれるだろう。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + iFi audio GO link + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Sara Landry/Spiritual Driveby(テクノ) ◎
・ITZY/GOLD(K-POP) 〇
・Balance and Composure/With You In Spirit(パンク) 〇

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3E + Amazon Music HDによるサブスク音源
・まふまふ/世会色ユニバース(J-POP) ◎
・サッカー・マミー/Evergreen(ポップス,女性ボーカル) 〇

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

TANGZU「WAN'ER SG 2」フラットでバランスの取れたイヤホン!!

【高音】★★★★★
【中音】★★★★★
【低音】★★★
【傾向】フラット
【解像度】普通
【分離感】良い
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】5000円ぐらい


Amazonで買う
https://amzn.to/40bGHbP

★良い点★
・バランスの取れたフラットな音でジャンルを選ばない

★悪い点★
・良くも悪くも特徴のない音

こちらはTANGZUのエントリーモデルとして高評価を得たWAN'ERのバージョンアップ版だ。

ダイナミックドライバーの性能アップや、筐体の形状が変わりフィット感の向上に努めたようだ。

また2pinがスタンダードな0.78mmタイプのものに変更になりリケーブルしやすくなった。

ちなみに初代WAN'ERは使用したことがないので、比較レビューはできない。

今回はこちらのイヤホンのレビューをしてみよう。

1、音質以外の評価
箱は豪勢で、かっこいいイラストが描かれていた。

付属品はイヤホン本体、イヤーピース2種類6ペアとケーブルだ。

特にイヤーピースはTang Sancai (唐三彩) BALANCEと呼ばれる、国内では2650円で販売されているものが付属しているので、それだけでもかなりお得に感じた。

ハウジングのデザインは良いなと思ったものの、プラスチッキーな外観や、ケーブルのゴムっぽい見た目は価格相応に思えた。

2、音質評価
高域は明瞭。5000円以下のイヤホンで1DDであることを考えると、かなり出ていると思った。その上で刺さらないのでバランスが取れていると感じた。

中音域も明瞭。ボーカルはリズム隊と同じぐらいに定位するが聞き取りやすく、ボーカル重視の方も満足できるだろう。

低域は適度な量感があった。価格帯を考えると仕方ない部分だが、少し解像度には粗があると感じた。

かなりバランスの取れたチューニングで、ボーカルメインのポップスを聞きたい方には向いていると思った。

バンドサウンドも打ち込みサウンドも同じぐらい得意で、音の方向性はあまり選ばず再生できる印象だ。

良くも悪くも特徴のない音なので不得手なジャンルがないぶん、癖のある音を求めるオーディオマニアは物足りなさを感じるかもしれない。

ただ元の音が色付けが少ないタイプなので、リケーブルに凝っている人は楽しめそうだ。

イヤーピースは色の付いている「唐三彩」の方が圧倒的にフィット感・音が良かった。

比較すると黒のタイプのものはフィット感・音質、共に劣るので、使用理由がないぐらいだ。

【総評】
癖がなく万人向けの音質傾向に思えた。

低価格帯なので仕方ないが、低域の解像度が、多少ぼんやりした印象なのが気になった。

反面、中・高音域は価格以上の性能を感じたので、ボーカル重視の方には好ましいだろう。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + AK HC2 Ayaka Ohashi Edition(4.4mm直挿し)
GRAPEVINE/あのみちから遠くはなれて(J-POP,ロック) ◎
・クマリデパート/かなでぱ!(アイドル,女性ボーカル) ◎
Matt Berninger/Get Sunk(ポップス) 〇

SONY NW-ZX507(4.4mm 直挿し)
あいみょん/青春のエキサイトメント(J-POP,女性ボーカル) ◎
・4s4ki/Killer in Neverland(J-POP,女性ボーカル) ○

●Fiio DM13(4.4mm 直挿し)
・りりあ。/軌跡(J-POP,女性ボーカル) ◎

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

Beat-Balance「Blade Twist JY505」高域が繊細になりアコースティック向けの音像に!!

【高音】★★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★
【傾向】かまぼこ
【発売当時の値段】7109円

★良い点★
・高域の解像度が上がり繊細な表現になる
・ボーカルが聞き取りやすくなる

★悪い点★
・低域の存在感がなくなる

こちらはBeat-Balanceが2017年に発売した結構古めのケーブルだ。

一般的な純正ケーブルの2.3本分の無酸素銅線を使用しているらしい。

今回はこちらのケーブルをレビューしてみよう。

まず見た目は編み込みが美しく1万円以下のケーブルとは思えない高級感だ。

取り回しも良くて扱いやすいケーブルに思えた。

今回は定番とも言えるSHURE SE215SPEと、NICEHCK DT300 Proでレビューをしてみることにした。

まず、どちらのイヤホンに付けた場合もボーカル域が強調され、高域の解像度が増す印象だ。

反面、低域のグルーヴ感は損なわれ、ロックは少し迫力不足に感じた。

SHURE SE215SPEと、NICEHCK DT300 Proは両方とも純正ケーブルではロック向きのイヤホンの印象だったが、こちらのケーブルにリケーブル後はアコースティックな印象に変化した。

元の音質傾向とは変わって女性ボーカルや、フォークソングなどが特に良く感じた。

また最近のポップスでもキーボードやピアノの音が使われたものは、滑らかな高域にウットリとさせられた。

ただ元のイヤホンの方向性を大きく変えてしまうので、単純にパワーアップとは言いづらく感じた。

イヤホンの傾向をアコースティック寄りに変えたい方には良いと思った。

また昨今の激安中華ケーブルに比べると音の劇的な変化が少なく、物足りなさを感じる人もいそうだ。

普段からアコースティックやクラシック系の音楽を聞かれる方には良いと思うし、反対にポップスやロックを迫力重視で聞きたい人には不向きだろう。

方向性がハッキリしているケーブルに思えた。

【点数】 ★★★★★★ 6/10

【ケーブルレビューに使った音源,アルバム】

SHURE SE215SPE★

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + iFi audio GO link + Amazon Music HDによるサブスク音源
・サイダーガール/CIDERPIA(ロック) ○

●Cayin N5ii(3.5mm 直刺し)
・Cocomi /de l'amour(クラシック) ◎

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3E + Amazon Music HDによるサブスク音源
・柴田聡子/いじわる全集(アコースティック,女性ボーカル) ◎

★NICEHCK DT300PRO★

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3E + Amazon Music HDによるサブスク音源
・The Vernon Spring/Under a Familiar Sun(ジャズ) 〇
前島亜美/Determination(アニソン,女性ボーカル) 〇

●Cayin N5ii(3.5mm 直刺し)
・麗奈/君とあなたと私と僕と、情熱と(J-POP,女性ボーカル) 〇

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

KB EAR「KBF4833」タイトな低域でクールな音像に仕上げる良質ケーブル!!

【高音】★★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★
【傾向】フラット
【発売当時の値段】1999円

★良い点★
・低域が引き締まり中・高音域の解像度・存在感が上がる

★悪い点★
・低域の量感は減る印象

こちらはKB EARからリリースされた銀メッキ高純度銅線の8芯ケーブルだ。

8芯ケーブルで約2000円ということで、かなりリーズナブルだ。

私の持っていたのはMMCX-2.5mmのものだ。

今回はこちらのケーブルをレビューしてみよう。

まず取り回しだが、適度な太さ、柔らかさで、非常に取り回しが良かった。

2000円のケーブルとしては見栄えもよく、シルバーカラーで様々なイヤホンとも合わせやすいのも好ましかった。

今回はこちらのケーブルをレビューしてみよう。

何本かのイヤホンからCCZ Coffee BeanとSHOUER TAPEが相性が良さそうだったので使用してみた。

Coffee Beanは2pinのイヤホンなのでOEAudioのCIEM(M)-MMCX(F)変換アダプタ を使って接続した。

まずCoffee Beanだが、純正ケーブルだとウォーム傾向で量感たっぷりの低域が印象的なイヤホンだった。

ただリケーブル後は低域はタイトに引き締まり、音質傾向もクールに変わった。

女性ボーカルなどはリケーブル後の方が印象が良く、引き締まった感じのサウンドになって、かなり好みだった。

Coffee Beanは元々のチューニングも好きだが、リケーブル後は2000円以下のイヤホンとは思えないポテンシャルを発揮した。

SHOUER TAPEに関しては静電ドライバが使われており、元々、中・高音域が繊細だったが、より解像度を増したような印象だ。

またバランス接続の影響か分離が良くなり、これもかなり好みのサウンドだった。インストを聞いてもよかった。

どちらのイヤホンの場合も低域の量感が減り、タイトになり、中・高音域が強化されるような印象だった。

ただ低域も引き締まった印象が強く、量感が減っても不満はなかった。

総じて私好みのケーブルであり、値段を考えれば破格と言えるだろう。

リケーブルデビューにもおすすめしたい1本だった。

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

【ケーブルレビューに使った音源,アルバム】

★CCZ Coffee Bean★

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + iBasso DC01 + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Men I Trust/Equus Caballus(ポップス) ◎
蒼井翔太/Collage - EP(アニソン,ロック) ◎
・f5ve/SEQUENCE 01(J-POP,女性ボーカル) ◎
・KEIJU/N.I.T.O.(ヒップホップ) ○
小野大輔/musee - EP(アニソン) ◎

★SHOUER TAPE★

●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + iBasso DC01 + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Samantha Crain/Gumshoe(フォーク) ○
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会/Eternalize Love!!(アニソン,女性ボーカル) ○
jizue/Mer(ジャズ) ◎
・BEEGIE ADAIR/The Great American Songbook(ジャズ) ◎
・Arm's Length/There's A Whole World Out There(パンク) ○

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △