私はイヤホンハンター

オーディオで破産!生活保護まで、あと一歩!!

自己紹介

34歳の男性です。容姿端麗、スリムな体、手取りは14万だけど、メルカリで副収入があるため、将来性あり。

 

メル友も募集しているので、気軽にこちらのアドレスまでメールください。

mazo_itainogakaikan@yahoo.co.jp

 

オーディオ知識ゼロの男が自己顕示欲を原動力に始めたイヤホンレビュー ブログです。 

 

 

使用スマホ

OPPO Reno3a(2021年4月〜)

HUAWEI P30 lite(〜2021年3月) 

iPhone 8

 

使用DAP

・Cayin N5ii

・fiio M9

SONY NW-ZX300

KENNERTON「LAGUZ」低音過多の繊細サウンド?!独特の音場で個性満点!!

f:id:tonchinkan_ear:20210723101651p:plain

押忍!オラ!マイナーボーイ!他人が使わないイヤホンを使う事で優越感に浸るんだ!
 
という事で、新企画、マイナーイヤホン道場です。あまり他のサイトでもレビューを見ない、ドマイナーなイヤホンを紹介・レビューしていく企画です。
 
やっていく事はいつもと変わりません。誰も買わないようなイヤホンのレビューが読めるだけです。
 
【高音】★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★★
【傾向】???
【解像度】やや篭っている
【分離感】普通
【音場】広い
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】10314円ぐらい
【筆者が購入した値段】某店のセールで3000円
 

f:id:tonchinkan_ear:20210723101633j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210723101626j:plain

シンプルながら高級感のあるパッケージ

f:id:tonchinkan_ear:20210723101537j:plain

新品で購入したのに既にイヤホンケースが傷んでるのが笑える

f:id:tonchinkan_ear:20210723101625j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210723101632j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210723101700j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210723101714j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210723101708j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210723101646j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210723101645j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210723101653j:plain

ロシアのオーディオメーカーFischer AudioのプレミアムラインがKENNERTON。
 
KENNERTONという製品名はKenner(ドイツ語で工芸の玄人・工芸巨匠)とTone(音質)の組み合わせに由来しているそうだ(eイヤホンの商品紹介ページより)。
 

KENNERTONLAGUZと同時に3つのイヤホンを発売しており、LAGUZはその中で一番お安いエントリーモデルとなっている。

 

お安いとは言え、販売当時価格は10000円を越えている。

 

1、音質以外の評価

まずビックリしたのがイヤホンポーチ。新品購入時から多少の剥がれがあり、やや傷み気味。

 

きっと倉庫で眠っていた処分品を引き当てたのだろうと思って、あまり深く考えていなかったが、これを鞄に入れていると、どんどん剥がれていく。

 

f:id:tonchinkan_ear:20210723101657j:plain

たった1週間の利用で、この状態に
 

色々と低品質のイヤホンポーチは見てきたが、ここまで軟弱で、尚且つ剥がれてゴミが出るという最低レベルのイヤホンポーチは初めてで笑ってしまう。

 

eイヤホンのレビュー投稿にも剥がれる旨が書かれていたため、仕様なのだろうが、よくこれでOKが出たものだ。

 

イヤーピースは典型的なシリコンタイプのものがSML3サイズ。

 

あとはコンプライ系のフォームタイプと、ダブルフランジが1サイズずつ付属する。

 

シリコンタイプの物が一番バランスが良く、LAGUZの本領を発揮できると思う。

 

フォームタイプは装着感は安定するが、高音が減衰。また購入時点で既に経年劣化していたのか、ステムに嵌めこむチューブ部分に亀裂が入り、イヤホン本体から抜けやすくなったので、実質使用不可能となってしまった。

 

ダブルフランジはボーカルが前に出るが、低音の解像度・量感が減り、全体のバランスが悪くなってしまった。

 

女性ボーカルのボーカルだけを聞きたいような人がいたら悪くない選択肢だが、そもそもボーカル重視の方が選ぶイヤホンでは無いような気がする。

 

ちなみにfinal Eタイプや、スパイラルドット、Symbio Eartipsにも試しに付け替えてみた。

 

Eタイプは低音の解像度も上がり装着感も良くなる。またアタック感も心地よく、現代的でデジタルなロックやポップスを聞くなら、こちらの方が良いかもしれない。

 

スパイラルドットは楽器の描写力があり、LAGUZの元々の音質とも合っている気がする。純粋なパワーアップという点ではスパイラルドットが適切な気がする。

 

Symbio Eartipsは低音に加えて高音もしゅちょうしてきて、パキパキで現代的な音になった。また楽器の音の描写も丁寧だ。ただ少し聞き疲れするような音になってしまった。

 

サードパーティー製のイヤーピースでは解像度が上がるものの、LAGUZが持っている音場の広さや、解像度が低いが故のアナログライクなサウンドの魅力を損なってしまうような気がして、結局は純正のシリコンイヤーピースのMに戻した。

 

また純正のシリコンイヤーピースだとまるでレコードプレーヤーとスピーカーで聴いているような独特の音場があり、魅力的だ。

 

イヤホンケーブルは分岐部分がクリップ状になっているが、硬すぎてシャツに挟めるほど開かない()

 

こういった製品としての詰めの甘さが各所にも散見するのは残念だ。一般的には1万円もするイヤホンは「高い部類」に入ると思うので、最低限の配慮はしてほしいと思った。

 

またシュア掛けできない事もないが、直挿しを推奨している形式。

 

そのため、クリップを使用しないとハウジングの重さでフィット感が多少不安定だ。私はZERO AUDIOのヘッドホンクリップでケーブルを留める事で装着感をアップした。

 

2、音質評価

以下は純正のシリコンイヤーピースの場合での評価だ。

 

まず高音は出ていないわけではないものの、存在感が薄い。他の音の陰に隠れてしまっているような気がする。高音の主張が欲しい方は、このイヤホンをお薦めしない。

 

中音域はギターやベースの音を丁寧に描写する。楽器の音の繊細な表現は、まるでBAのイヤホンを聞いているかのように錯覚する。

 

低音は魅力的な部分でベースの音なんかはかなり深くから出ている。特別に良い。

 

リズム隊が前に出てくる独特のバランスで、オールドロックとの相性が特別に良い。

 

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
 
●NW-ZX300(直挿し)
・F.U.'S/Kill for Christ(AAC)(ハードコアパンク) 〇
・DAOKO/THANK YOU BLUE(J-POP,女性ボーカル) 〇
 
●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し)
Official髭男dism/エスカパレード(ALAC)(J-POP,ロック) ◎
・Aimer/Penny Rain(ALAC)(J-POP,女性ボーカル) 〇
・COMUS/First Utterance(AAC)(プログレ,フォーク) ◎
・The Shaggs/Philosophy of the World(AAC)(ロック,ガレージ) 〇
The Velvet Underground/White Light / White Heat(AAC)(ロック,ガレージ) ◎
踊ってばかりの国/moana(ALAC)(ロック) ◎
 
●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し) + Amazon Music HDによるサブスク音源
ゾンビーズ /Odessey and Oracle(HD配信)(ロック) ◎
・CVLTE/praystation 2(HD配信)(ロック) ◎
・SWANS/The Glowing Man(HD配信)(ロック) ◎
 
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △
 
LAGUZの音自体は丸みを帯びているわけでもなく、どちらかと言えばシャリシャリと刺激的な音なのだが、アコースティック系との相性は抜群だ。低音がグルーヴ感を利かせているし、このアルバムとの相性はかなり良いと思った。
 
2021年のアルバムからの曲だが、このようなアナログ感のあるロックとの相性もかなり良い。解像度が高すぎない事が、レコードプレーヤーを再生したかのような温もりを感じさせる。
 
SWANSのような轟音ロックも、スピーカーの真ん中に立っているように錯覚する。音場も広くて圧巻である。
 
【総評】
 
エントリーモデルの1DDと言うと、無難なドンシャリサウンドが多くて辟易気味だったが、このLAGUSに関してはかなり個性的な音で気に入ってしまった。
 
直挿しでシュア掛け不向き、尚且つリケーブル不可と、一見すると退屈そうなイヤホンだが、オーディオ上級者にこそ果敢に手を出してほしい一本。
 
【点数】 ★★★★★★★★ 8/10




CCZ「Coffee Bean」重低音コーヒー豆でヒップホップやヘヴィメタルを聴け!!

【高音】★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】普通
【音場】普通
【フィット感】良い
【取り回し】良い
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】1799円
【筆者が購入した値段】Easy earphones様からの提供(@hulang9078)
 

f:id:tonchinkan_ear:20210718000935j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210718001038j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210718003703j:plain

ハウジングの裏側に耳ウィングが付いていてフィット感が良い

f:id:tonchinkan_ear:20210718001135j:plain

 

f:id:tonchinkan_ear:20210718003352j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210718003408j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210718003415j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210718003423j:plain

今回はEasy earphones様からイヤホンの提供を受けてレビューします。提供品ですが、忖度無しの内容になっておりますので、よろしくお願いします。
 
2021年になって急に誕生したブランドCCZ。先行して高級イヤホンのPlume (羽)がリリースされているが、第二弾にあたるCoffee Beanは1799円と、かなりお手頃なエントリークラスのイヤホンだ。
 
製品名通り、コーヒー豆を模したと思われるデザイン。黒と茶色があるが、コーヒー豆との事で迷わず茶色を選択。
 
個人的にコーヒーが好きな私の心を掴む、製品名やデザインでもある。
 
10mm二重磁気DDという、何やら凄そうなダイナミックドライバーを採用。
 
ハウジングの耳にフィットする部分に耳ウィング(ゴムのようなもの)が付けられていて、フィット感がかなり良くなっている。
 
またイヤホン自体がかなり軽くてケーブルも比較的取り回しが良い。
 
1、音質以外の評価
付属品はケーブルにS、M、Lのイヤーピースと特別に変わったところはないが、イヤーピースの形が少し変わっており、真ん中の円の部分が少しだけ盛り上がった溝デザインになっている。
 
イヤーピースは少し柔らかめで、人によっては改善の必要がありそうなので、評価の高いサードパーティー製のイヤーピースに替えても良いかもしれない。
 
2、音質評価
高音質、重低音とメーカーから記載があるように、量感のある低域が特徴だ。
 
しかし数年前の安いイヤホンとは違い、低音がボワついているような印象は一切なく解像度は高め。
 
また高音は繊細ではないものの、しっかりと出ており、低音の量感は多めだが総じて抜けの良い音という印象だ。
 
高音は煌びやかさを求めると、ただ主張しているだけで繊細さには欠けるが、そもそも2000円以下のイヤホンに求める内容ではないと思っている。
 
10年ぐらい前の2000円以下のイヤホンは高音の再現など皆無に等しく、これだけ高音に存在感があるだけでも褒めたたえたい。
 
中音域はギターの音がとにかく気持ちいい。ボーカルの表現も悪くないが、このイヤホンに限ってはボーカル以上に楽器の表現に優れていると思っている。
 
大得意の低域は量感も解像度もある。ドゥームメタルやEDM等の重低音を売りとしたジャンルは大迫力で奏でられて、気持ちよく聞ける。
 
【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
 
●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し)
ALICE IN CHAINS/ALICE IN CHAINS(ALAC)(ロック) 〇
 
●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Ralph/BLACK BANDANA - EP(HD配信)(ヒップホップ) 〇
・Aura Noir/The Merciless(HD配信)(ブラックメタル) 〇
 
●Astell&Kern A&norma SR25 + NICEHCK CT1(2pin 2.5mm) + Coffee Bean(2.5mmバランス接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Marshmello/Shockwave(HD配信)(EDM) 〇
・Sleep/The Sciences(HD配信)(ドゥームメタル) ◎
 
●NW-ZX300 + NICEHCK CT1(2pin 2.5mm) + Cayin PH-4X(4.4mmバランス接続)
・SUN O))/BLACK ONE(ALAC)(ドゥームメタル,アンビエント) ◎
・SODOM/AGENT ORANGE(AAC)(スラッシュメタル) ◎
 
OPPO Reno3a + Fiio Q5s +AM3D(LDAC接続) + NICEHCK CT1(2pin 2.5mm) + Cayin PH-4X(4.4mmバランス接続)
・Heaven Shall Burn/Of Truth and Sacrifice 〇
 
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △
 
弾力性のある低音がヒップホップと相性が良く、気持ちよく聞ける。
 
Sleepのようなサイケルーツのドゥームメタルなんかは、ギターのドライブ感も堪能できて、かなり気持ちよく聞ける。
 
スラッシュメタルのようなスピード感のあるジャンルも高音がしっかりと主張して楽しく聞ける。太い低音の音が魅力的だ。
 
【総評】
 
元のケーブルも悪くなかったのだが、もう少し解像度をあげたかったため、CT1を使いバランス接続する事で、大幅にパワーアップした。
 
重低音イヤホンでありながら、解像度やスピード感も兼ね備えており、2000円以下のイヤホンに、これ以上を求めるのは酷という程に詰め込まれている。
 
低音の量が多いため、万人向きとはいかないが、ヘヴィメタル・ハードロック、ヒップホップ等のコアな音楽を聴く方の選択肢としては、最も安いながらも、優れたものになるだろう。
 
私はこれより高い価格帯のイヤホンも多数持っているが、プライベートで使いたいと思える1本だった。
 
【点数】 ★★★★★★★★★ 9/10
【名機認定!!!】

DITA「Project71」全世界300台のプレミアムイヤホン!!

【高音】★★★★

【中音】★★★★

【低音】★★★★★

【傾向】ウォーム

【解像度】普通

【分離感】普通

【音場】広い

【フィット感】普通

【取り回し】普通

【ドライバー】1DD

【発売当時の値段】1150000円ぐらい

【筆者が購入した値段】中古で25000

 

豪勢な箱

f:id:tonchinkan_ear:20210711105413j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210711105432j:plain

木製のイヤホンケース

f:id:tonchinkan_ear:20210711105434j:plain

更にハウジングを入れるポーチまで

f:id:tonchinkan_ear:20210711105515j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210711105526j:plain

イヤーピースやAWESOMEプラグも革のケースに収納可能

f:id:tonchinkan_ear:20210711105523j:plain

ご丁寧にサポートカードを入れるケースまで

f:id:tonchinkan_ear:20210711105519j:plain

蜂みたいなハウジング

f:id:tonchinkan_ear:20210711105544j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210711105551j:plain

こんな高級感のある分岐は見た事ないでしょう

f:id:tonchinkan_ear:20210711105541j:plain

 

全世界300台限定。真鍮と木材(マカッサルエボニー)によるハウジング。最新ドライバーの「DDT 3.0」を搭載。

 

更にDITAが新しく開発したイヤホンケーブル、OSLOケーブルを標準装備(定価6万6千円相当)

 

定価も10万越えで何やら凄い事になっているのだが、世間的な評価は芳しくなく、一時的に中古も多く出回った事でも印象的だ。

 

1、音質以外の評価

付属イヤーピースはfinal社のEタイプが、SSLLまで5サイズ付いてくる。ちなみに私は中古で購入したのでM~LLサイズが欠品していた。

 

こちらのイヤホンは高価格帯には珍しい直挿しタイプ。無理すればシュア掛けできない事もないと思うが、OSLOケーブルは硬く形状記憶とは程遠いので、実質的には難しいと思う。

 

ただ、この直挿しのせいでフィット感があまり良くない。手持ちのMサイズでは耳が少し痛く、Sサイズでは抜けやすかったが、それでもSサイズを奥まで押し込む形で利用した。

 

またケーブルが硬いため外ではタッチノイズが激しく、ゼロオーディオのHEADPHONE CLIPを使ってタッチノイズを抑えた。

 

それでもタッチノイズをゼロにはできないので、気になる方は宅内用と割り切るかケーブルを替えた方がいいだろう。

 

OSLOケーブルは高級感はあるが、くて硬く、柔軟性に欠ける。またProject71の付属のOSLOケーブルはMMCXの差込口にツメがありProject71専用のものとなっており、他のイヤホンでの流用は難しそうだ。

 

定価6万6千円で単独販売もあるケーブルともなれば、ケーブル自体を他のイヤホンに組み合わせて遊びたい方もいたと思うので、残念ではある。

 

反対にProject71に一般的なMMCXケーブルを流用する事は可能だ。

 

DITAの独自技術であるAwesomeネクターと呼ばれる物も付属しており、イヤホン側を3.5mmから2.5mmや4.4mmに変更できるので、これはかなり便利だ。

 

2、音質評価

高音はウッド筐体らしい角の取れた音で、刺さりはないが、しっかりと真の強い音が出ている。

 

中音域も充実している。ボーカルよりは楽器の音を優先させたような音作りだ。

 

低音は量感がある。3.5mmだともう少しスピード感が欲しいように思えたが、2.5mmや4.4mmのバランス接続だとキレがあり、多くの音楽に万能に対応できるようになったと思う。

 

生音の再現に優れ、特にジャズやクラシックの表現に関しては、さすが高価格帯のプレミアムなイヤホンだと思わせてくれるところがある。

 

ポップスやロックも合わないわけではないのだが、ジャズの表現が素晴らし過ぎて、このイヤホンではジャズを聴いていればいいんじゃないかと思ってしまうところがある。

 

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

 

●Astell&Kern A&norma SR25(3.5mm) + Amazon Music HDによるサブスク音源

・Lise Davidsen, Bergen Philharmonic Orchestra & エドワード・ガードナー/Sibelius: Lunnotar, Op. 70 & Other Orchestral Works(Ultra HD配信)(クラシック) ◎

・American Football/American Football (Deluxe Edition)(HD配信)(エモ) ◎

 

●Astell&Kern A&norma SR25(2.5mm) + Amazon Music HDによるサブスク音源

・サンズ・オブ・ケメット/Black To The Future(Ultra HD配信)(ジャズ) ◎

・5lack/Title(HD配信)(ヒップホップ) ○

・ミシェル・デヤング/Mahler & Ye:The Song of the Earth(Ultra HD配信)(クラシック) ◎

スティーヴ・レイシー/The forest and ZOO(HDハイシン)(ジャズ) ◎

 

●Astell&Kern A&norma SR25(2.5mm)

COCTEAU TWINS/GARLANDS(AAC)(ドリームポップ・シューゲイザー) ○

 

●NW-ZX300(直挿し)

Zi÷KILL/DESERT TOWN(AAC)(ヴィジュアル系,ロック) ○

 

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。

※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

 

www.youtube.com

エモの代表的アーティストからの一曲だが、このアコースティックなバンドサウンドとの相性は抜群だった。

 

www.youtube.com

昨今のストリート感あふれるジャズも、タイトな低音と空間表現で素晴らしい再現。

 

www.youtube.com

案外HIP HOPもいけるんじゃないかと思ったら想像通りで、オールドスクールなヒップホップなんかはたまらない

 

【総評】

 

先に言っておくと、個人的に11.5万円の価値は感じられない。DITAというブランドに魅力を感じていたり、全世界300本限定というところに、どれだけ価値を見出せるかだと思う。

 

このイヤホンに個人的な値付けをするのであれば、3~4万程度だと思う。

 

ただ誤解なきように言いたいのだが、価格相応ではないだけで音は良い。JVCのウッドシリーズが好きなファンとかにもアプローチできると思う。

 

ただケーブルの取り回し、イヤーピースの調節、筐体の緑化(普通に使っていても管理が難しい)も含めて、中々に癖のあるイヤホンだと言えるだろう。

 

【点数】 ★★★★★★★ 7/10

DUNU「DN-2000」女性ボーカルの生々しい表現が凄い!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★
【傾向】ウォーム
【解像度】普通
【分離感】普通
【音場】広い
【フィット感】良い
【取り回し】良い
【ドライバー】2BA + 1DD
【発売当時の値段】34560円
【筆者が購入した値段】中古で6000円ぐらい
【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

f:id:tonchinkan_ear:20210710143332j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210710143433j:plain

 付属品がやたらと多い

f:id:tonchinkan_ear:20210710143524j:plain

 丈夫そうだけど開けづらいケース

f:id:tonchinkan_ear:20210710145618j:plain

俺が直挿しでもフィット感抜群のイヤーウィングさ!

f:id:tonchinkan_ear:20210710145637j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210710145657j:plain

金色の筐体が美しい

f:id:tonchinkan_ear:20210710145700j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210710145701j:plain

 

20144月発売。今でこそハイブリッドドライバーのイヤホンが安価で買えるようになったが、当時はハイブリッドドライバーのイヤホン自体の選択肢が少なかった。

 

そういった中でDUNUから2BA + 1DDの構成でDN-20003万円程で発売。既に高評価を得ていたDN-1000の上位機種として、期待も高かったのではないかと思われる。

 

とはいえ当時の販売価格は34560円。今の価値観でも安い金額ではないし、特に当時は数十万のイヤホンが連日販売されるようなバブリーな状況ではなかったため、この価格に顔をしかめた方も多いはずだ。

 

しかし結果としてはDN-2000は高評価を得て、世間的な名機としての評価が定着。発売から5年以上が経過し生産終了となった今でも愛用者が絶えない事で有名だ。

 

私自身、以前にフリマサイトで購入してから、今回のレビュー以前でも多用しており、それも踏まえて今回は、この名機と改めて向き合っていこうと思う。

 

1、音質以外の評価

とにかく付属品が多い。イヤーピース4種類(黒、白、ダブルフランジ、フォームタイプ)に、イヤーウィングが大・小の2種類。耳掛け用のイヤーフック。

 

更に音質を微調整するリング(ステムに嵌めて使う)

 

そして航空機用アダプターから6.3mm変換プラグまで、とにかく豪勢な付属品だ。

 

黒いイヤーピースは硬くて、高音が重視されボーカルも近め。白いイヤーピースは柔らかく、高音は多少減衰する変わりに低音が出て音場も広く感じる。

 

ダブルフランジとフォームタイプは今回は試していないが、いずれ試してみようと思う。

 

元々耳掛けでも使っていたのだが、このイヤホンに関しては直刺しがお薦めだ。

 

ケーブル自体が形状記憶ではないのでシュア掛けに向いていないし、イヤーフックの装着も煩わしい。

 

直挿しなら装着も手軽で、イヤーウィングを装着すれば高いフィット感を得られる。

 

今回は黒、白のイヤーピースを使い分けながら、イヤーウィングの大を使っての直挿しでレビューをしてみた。

 

2、音質評価

このイヤホンはイヤーピースやDAP(ポタアン)による影響を大きく受けるため、上流によって音の印象が大きく変わる印象だ。

 

そのため評価しづらい部分もあるし、別の言い方をすればポテンシャルがあるとも言える。

 

高音は一番、上流の影響を受けるところで、再生機によっては物足りなく感じるが、上流次第ではかなり目立っても聞こえる。

 

もしもご自身の再生環境で高音があまり出ていないと感じるようであれば、DAPやヘッドホンアンプの追加購入をお薦めする。

 

イヤーピースでの調整も可能だが、このイヤホン特有の女性ボーカルの生々しい表現や、音場の広さが失われる傾向にあり、サードパーティー製のイヤーピースを私はあまりお薦めしない。

 

中音域は特徴的でギターの音なんかも心地よいが、やはりボーカルの表現が見事だ。

 

特に女性ボーカルの声は余韻を残す印象があり、俗にいう「エロい」歌声を堪能する事ができる。

 

低音はハイブリッド構成のイヤホンとしては出ている方だと思う。派手な音だが、総合的にはウォームな印象を受ける音だ。

 

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

 

iPhone 8 + AL-38432DRⅡ + Apple Musicによるサブスク音源

Burial/Untrue(ロスレス配信)(アンビエント,テクノ)

 

●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し)

THE JAM/IN THE CITY(AAC)(パンク)

TWICE/Kura Kura(ALAC)(K-POP,女性ボーカル)

 

●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し) + Amazon Music HDによるサブスク音源

Wolf Alice/Blue Weekend(Ultra HD配信)(ロック,女性ボーカル)

Antisect/The Rising of the Lights(HD配信)(ハードコアパンク)

PUP/Morbid Stuff(ポップス,ロック)

mekakushe/光みたいにすすみたい(Ultra HD配信)(J-POP,女性ボーカル)

吉田一郎不可解世界/えびせし(HD配信)(ロック)

DUSTCELL/SUMMIT(HD配信)(J-POP,ボカロ,女性ボーカル)

・町田73/来世に期待(HD配信)(ボカロ)

Spirit Possession/Spirit Possession(Ultra HD配信)(ブラックメタル)

・ましのみ/ぺっとぼとレセプション(HD配信)(J-POP,女性ボーカル)

 

●NW-ZX300(直挿し)

LIP CREAM/9 Shocking Terror(ハードコアパンク)

 

私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。

かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

 

www.youtube.com

音場も広く、バンドの音に包み込まれるように錯覚する。SR25との相性も良かったように思える。感激。

 

www.youtube.com

実は今回のレビュー以前に聴いた時に素晴らしいと思ったのが、この曲の聞かせ方で、できれば出力のあるDAPで高音を減衰させる事なく聴きたい。

 

www.youtube.com

今時の電子ミュージックや、ボカロ系とも相性が良いと言える。メリハリの効いた音を聞かせる。

 

【総評】

 

男女共にボーカルの表現が優れており、特に女性ボーカルに強い。

 

ただしクラシックやジャズのような音楽も、量感多めの低音で良い感じで聴かせてくれるため、意外とオールラウンダーな一面もある。

 

金色の筐体はかっこよくて所有欲も満たされる。リケーブルはできないが、イヤーピース交換や、リングの有無で音が変わってくるため、長く付き合っていけるイヤホンと言えるだろう。

 

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

TRI AUDIO「TRI-I3」楽器の音を聞かせる個性派の名機!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】普通
【分離感】普通
【音場】広い
【フィット感】普通
【取り回し】良い
【ドライバー】平面磁界駆動型ドライバー+1DDー+1BA
【発売当時の値段】19900円ぐらい
【筆者が購入した値段】中古で1万円ぐらい
 

f:id:tonchinkan_ear:20210710142407j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210710142417j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210710142424j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210710142423j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210710142428j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210710142336j:plain

 

TRI Audioは中国系のイヤホンセラーのブランドだ。

 

以前にもTRI-I4というイヤホンを発売。美しい金属製のハウジングと豪華な付属品、Knowles製のBAドライバーを搭載しながらも、7000円前後のリーズナブルな金額で好評を博した。

 

このTRI-I3I4に比べて1万円以上高い金額で発売され、平面磁界駆動型ドライバーなる聞きなれないドライバーを搭載。

 

誰しもが、このイヤホンが「当たり」か「はずれ」なのか気になったと思うが、蓋を開けてみると各レビュアー界隈で高い評価を得ており「名機」としての評価が定着した。

 

視聴ができない中華イヤホンで比較的高額な事もあり、気になっている方も多いと思うのでレビューしていこう。

 

1、音質以外の評価

パッケージは価格相応に高級感があり、ポーチもエレガントだ。

 

ケーブルも高級感があり取り回しも良く、ケーブルをまとめるバンドも付いているため使い勝手が良い。

 

イヤーピースは3種類。白い物、緑の物、あとはコンプライ系のフォームタイプのものだ。

 

白い物が中低音重視、緑の物が中高音重視、コンプライタイプは低音重視という印象だ。

 

白い物が一番バランスが良く、TRI-I3の力を発揮できる気がする。緑の物は腰高なサウンドで、明瞭ではあるが少し不自然なバランスに感じる。

 

フォームタイプのものは装着感が良い。高音の減衰が多少あるが十分選択肢になりうる。

 

ただ、より良いサウンドを求めるのであれば市販の別のイヤーピースに替えた方が良いかもしれない。

 

耳への装着感も比較的良好だ。

 

2、音質評価

全体的に低音が支配的な音ではあるが、矛盾して繊細な高音も出ており、何系のイヤホンと説明しづらいものがある。

 

高音は平面磁界駆動型ドライバーのせいか、繊細な音が鳴っている。

 

中音域も繊細で、楽器の音をリアルに、丁寧に、描写する。

 

低音は上質で量感もある。音が篭ったように感じる方もいるかもしれないが、このイヤホンは解像度重視のイヤホンでは、そもそも無い気がする。

 

ボーカルの表現が悪いわけではないが、そこに重点が置かれていない印象がある。

 

例えば女性ボーカルのK-POPを聞いても、ボーカル以上にシンセサイザーや楽器の音が目立ってくるような印象だ。

 

EDMなんかはパワフルにスピード感をもって鳴らしてくれるので向いていると思う。あとは古くて音質の良い音源=オールドロックには滅法強い。

 

どのジャンルもTRI-I3独自の鳴らし方をするので、その音を好きになれるかなれないかという部分が大きいと思う。

 

モニター的ではなくリスニングライクなサウンドと認識しており、昨今の中華イヤホンでは珍しく、リズム隊に重点があてられた個性的なサウンドと言える。

 

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

 

iPhone 8 +xDuoo XD-01 + Amazon Music HDによるサブスク音源

JO1/CHALLENGER(Special Edition) - EP(20213rdミニ)

・ミツメ/ささやき(J-POP,ロック)

三浦大知/球体(J-POP)

 

●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し) + Amazon Music HDによるサブスク音源

Lee Konitz Nonet/Old Songs New(ジャズ)

Alfa Mist/Structuralism(ジャズ)

Rose/S(K-POP,女性ボーカル)

Respire/Black Line(ポストメタル)

Ausecuma Beats/Ausecuma Beats(ワールドミュージック,アフロビート)

マイケル・ジャクソン/Off the Wall(ソウル,R&B)

TOOL/Fear Inoculum(モダンヘヴィネス)

・キングス・オブ・コンビニエンス/Peace Or Love(アコースティック)

 

私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。

かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △

 

www.youtube.com

ダンス要素があるポップス、三浦大知の音源なんかは、パワフルな低域でビート感もあり、楽しく鳴らす。

 

www.youtube.com

この手のオールドロックの高音質音源は躍動感が凄まじい。とにかく古いロックを中心に聞くという方がいたら、このイヤホンは家宝になるのではないだろうか?

 

www.youtube.com

最適解ではないものの、メタルのような音楽も楽しく表現する。ギターの音なんかはライブ感を持って鳴らされて、目の前で演奏されているかのようだ。

 

【総評】

 

ドライバーの構成、実際の音、共に個性的なイヤホンだ。またイヤーピースやケーブルによる大きな変化も望めて、ポテンシャルも十分過ぎる。

 

マニア向けの扱いがいのあるイヤホンと言える。所有欲の満たされる1本。

 

【点数】 ★★★★★★★★ 8/10

Moondrop(水月雨)「KXXS」変化自在のオールラウンダー!!

【高音】★★★★

【中音】★★★★
【低音】★★★★
【傾向】フラット
【解像度】良い
【分離感】普通
【音場】広い
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】18558円ぐらい
【筆者が購入した値段】中古で12000円ぐらい
 
大人が買いづらいと批判もあったパッケージだが、綺麗な女の子が描かれてるのは悪くない。

f:id:tonchinkan_ear:20210702004328j:plain

 

ご立派なパッケージ 

f:id:tonchinkan_ear:20210702004323j:plain

 

f:id:tonchinkan_ear:20210702004355j:plain

 

美しい鏡面仕上げで所有欲が満たされる

f:id:tonchinkan_ear:20210702004407j:plain

 

f:id:tonchinkan_ear:20210702004349j:plain

 

ご立派なイヤホンケース

f:id:tonchinkan_ear:20210702004357j:plain

 

f:id:tonchinkan_ear:20210702004214j:plain

 

f:id:tonchinkan_ear:20210702004340j:plain

 

f:id:tonchinkan_ear:20210702004428j:plain

 
中国市場では美しくデザイン性のあるハウジングと、堅実な音作りで、数年前から評価を得ていた水月雨ことMoondrop。
 
そのMoondropの日本での知名度を爆発的に上げたのが、このKXXSというIEMだろう。
 
鏡面仕上げのハウジングは非常に美しく、見た目だけでウットリしてしまいそうだ。
 
私は未視聴だが、中国市場のみで発売していたKanas Proの改良版を開発し始めた事が、KXXS開発のきっかけになったようだ。
 
1、音質以外の評価
付属のイヤーピースは装着感もよく、異物感が少ないため、耳が疲れない。
 
ただ柔らかいが故に遮音性にやや不安が残るのと、KXXSはハウジングが重いため、しっかりとフィットさせないとハウジングに引っ張られて抜けそうになる。
 
遮音性やフィット感を改善したい方はAET07等のイヤーピースがお薦めだ。
 
ケーブルは高級感があり取り回しも良く、余程の事がなければリケーブルの必要を感じさせないポテンシャルだ。
 
女性が描かれたパッケージも含めて豪勢で、イヤホンケースも含めて所有欲を満たす内容になっている。
 
2、音質評価
高音は比較的伸びる。音源によっては刺さると感じる方もいるとは思う。ただし全体的に優しい音作りだ。
 
これでも高音が足りないと感じるのであれば、AET07辺りのイヤーピースに変えると、より強調される。
 
中音域はフラット。個人的には特別な特徴を感じない。
 
低音はかなり深くまで鳴るのだが、量感としては多くは感じない。
 
このイヤホンの凄さと言うのは中々文章では伝えづらいのだが、その音源ごとに異なる鳴らし方をしてくれる印象だ。
 
音源に対してイヤホン側が寄り添うかのような、そんな印象を受ける。
 
個人的にエレクトロニカ系、特にドラムンベースはすごく合っていると思う。
 
あまり過激な音を鳴らす印象のないイヤホンだが、ドラムンベースに関してはこれでもかというほど狂暴な音を打ち出して素晴らしい
 
他はロックなんかも面白いと思っていて、ベースの音を耳で追うのが楽しい。現代的な打ち込みポップスも得意としているのだが、生楽器のバンドサウンドにも合っていると思う。
 
音源ごとに様々な色を見せてくれるのがKXXSの特徴で、こんな表現もあったのかと驚かされる事が多々ある。
 
全体的にはフラットな音作りで、瑞々しい音作りが特徴だ。
 
【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
 
●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し)
・Fridge/Happiness(AAC)(エレクトロニカ) ◎
・PFM/World Became the World(AAC)(プログレ) 〇
・Rostam/Changephobia(Amazon Music Ultra HD配信) 〇
BTS/BE(Amazon Music HD配信) ◎
 
●Astell&Kern A&norma SR25 + YYX4862を使った2.5mmバランス接続
Pixies/Doolittle(AAC)(ロック) 〇
・Tyler the Creator/IGOR(Amazon Music Ultra HD配信) 〇
・LOW/DOUBLE NEGATIVE(Amazon Music HD配信)(スローコア) 〇
・Frank Ocean/blonde(Amazon Music Ultra HD配信) 〇
 
●Fiio M9(3.5mm直挿し)
Throbbing Gristle/20 Jazz Funk Greats(AAC)(ノイズ) 〇
 
●iPhone8 + xDuoo XD-01 + Apple Musicによるサブスク音源
ヨーヨー・マ & エマニュエル・アックス/Hope Amid Tears - Beethoven: Cello Sonatas(クラシック) ◎
 
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △
 
個人的にKXXSとエレクトロニカ系の相性は抜群だと思っていて、Fridgeなんかは音場の広さも相まって、音に包まれているような感覚になれておすすめだ。
 
アルバム「BE」の1曲目にもなった曲だが、こういうアコースティックな曲はKXXSの得意とするところである。
 
弦楽器の音を丁寧に際立たせるのが得意なので、クラシック系もかなり得意としている。
 
【総評】
 
正直、初めて店頭で視聴した時には、何かが誇張されていないフラットな音像であったのもあり、ピンとこなかった。
 
ひょんな事から中古で安く手に入れて聞きこんでみると、ありとあらゆるジャンルでKXXSらしい鳴らし方をしてくれる、非常に珍しいタイプの名機であると確信した。
 
表現力やポテンシャルに関しては2万以下のイヤホンで上回るものはないのではないかと思ってしまう。
 
一家に1本、そんなイヤホンである。
 
【点数】 ★★★★★★★★★ 9/10
【名機認定!!!】

DARUMA AUDIO「Vento Conductor T-800」ロックに向いてるのに刺激的な音じゃない?!

【高音】★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★★
【傾向】ウォーム
【解像度】普通
【分離感】普通
【音場】普通
【フィット感】良い
【取り回し】良い
【ドライバー】1DD + 2BA
【発売当時の値段】クラウドファンディングで35800円、通常価格46000円
【筆者が購入した値段】中古で18900円
 

f:id:tonchinkan_ear:20210628010950j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210628010929j:plain 

f:id:tonchinkan_ear:20210628011017j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210628010959j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210628011007j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210628011550j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210628011747j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210628011032j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20210628011035j:plain

 

2019年に設立された新興メーカー、DARUMA AUDIO。
 
それまではOEMイヤホンを手掛けてきたメーカーで、「KB EAR Diamond」のハウジングを手掛けた事は有名な話だろう。
 
また開発者の劉氏は倉木麻衣のシンフォニックライブを見て感動して、イヤホン開発の道に進む事を決意したという、日本人にとっては興味深いストーリーを持っている。
 
そして、このイヤホンはクラウドファンディングで購入された方が中古市場に売り飛ばすので、発売日前から中古品も多く見かけたのだが2021年6月25日が一般販売となっている。
 
1、音質以外の評価
画像で見た時は正直なところ、安っぽいハウジングだなと思っていたのだが、実物を手にすると高級感があり、シンプルなデザインも悪くないと感じる。
 
ケーブルも同じくしっかりとした印象で取り回しも良い。付属の革製のケースも価格帯に相応しい高級感がある。
 
イヤーピースはダルマオーディオオリジナルの白のイヤーピースと、香港のeProというメーカーの黒いイヤーピースが各サイズ付属する。
 
2、音質評価
一聴すると特異な音ではないのだが、聴き込んでいくと個性的で変わった音だと思う。
 
まず、このイヤホンが向いているジャンルはロックやポップスだろう。
 
高音はほとんど存在感を感じない…と思っていたのだが、イヤーピースによって、あまりにも音が変わってしまう。
 
付属の白いイヤーピースでは中低音重視の音になり、篭るとまではいかないが、どっしりとした低域の存在感が強く、高域はほとんど出ていないように感じた。
 
しかしeProの黒いイヤーピースに変えると中高域寄りの音になり、高音もしっかりと聞こえるようになった。
 
ただどちらにしても高音の繊細さが重視されたイヤホンではなく、キラキラした音や、高音の伸びを求めるタイプの人には向かない音作りだろう。
 
また高音は刺激的ではなく丸みを帯びており、まず刺さる事のない音だ。これは好みが分かれるところだろうが、WESTONEのイヤホンのような優しい音作りと言える。
 
中音域はガンガン出ており、特にギター等の楽器の音が非常にリアルに聞こえる。ライブ感のあるバンドサウンドなんかも得意とするところだ。
 
低域は量感があるがボワ付くような印象はなく、徹底的に上質。この上質な低音は同価格帯のイヤホンの中でも突出して優れている。
 
このような形でロックに向いているのだが、刺激的ではない、でもライブ感があるという、言葉にすると矛盾していそうな音が再現されているのである。
 
【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
 
【白イヤーピース】
iPhone 8 + Fiio Q5s(USB接続) + AM3D + Apple Musicによるサブスク音源
・ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 & グスターボ・ドゥダメル/Mahler: Symphony No. 8 in E-Flat Major "Symphony of a Thousand"(ハイレゾ配信)(クラシック) 〇
デビー・ワイズマン, ヘレン・ミレン & Damian Lewis/The Music Of Kings & Queens(ハイレゾ配信)(クラシック) 〇
 
iPhone 8 + AL-38432DRⅡ + Apple Musicによるサブスク音源
・CVLTE/praystation 2(ロック) ◎
・大橋ちっぽけ/LOST BOY(ロスレス配信)(J-POP) 〇
・ITZ'Y/GUESS WHO - EP(ロスレス配信)(K-POP) 〇
・BiSH/CARROTS and STiCKS(ロスレス配信)(ロック,女性ボーカル) 〇
 
iPhone 8 + Fiio Q1mk2 + Apple Musicによるサブスク音源
・ザ・ウィークエンド/After Hours(ポップス) 〇
 
●NW-ZX300(直挿し)
・Aimer/Daydream(J-POP,女性ボーカル) 〇
 
※ここまでDARUMA AUDIO オリジナルイヤーピース(白色)を使用
 
【黒イヤーピース(付属のEpro製イヤーピース)】
 
●NW-ZX300(直挿し)
INU/メシ喰うな(ALAC)(ロック,パンク) ◎
・CRAFT/White Noise And Black Metal(ALAC)(ブラックメタル) ◎
 
●Astell&Kern A&norma SR25(直挿し)
・Aimer/Walpurgis(ALAC)(J-POP,女性ボーカル) 〇
Official髭男dism/エスカパレード(ALAC)(J-POP,ロック) ◎
 
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △
 
ラウド寄りのロックだが、低音も厚みがあり迫力とライブ感をもって奏でる。ワンオクやSiMみたいなフェス系のロックと相性が良い気がする。
 
他のイヤホンで聞いた時に比べて楽器の繊細な音を捉えており、尚且つベースなども迫力あって楽しく聴ける。
 
DAPにSR25を使ったせいもあるだろうが、楽器の音が細かく聞こえる。比較的、女性ボーカルより男性ボーカルのが得意な気がする。
 
【総評】
 
開発者の劉氏が交響曲が好きだとのことでクラシックも聴いてみたが、結局はポップスやロック、特に後者との相性がめちゃくちゃ良い気がする。
 
迫力はあるがタイトで上質な低音と、ギターやベース等の楽器の音をライブ感をもって鳴らすのが特徴的だ。
 
ただ、正直に46000円は高いと思う。35800円でも微妙…。2万円のイヤホンだとすればコスパが良いと感じると思う。
 
誤解しないでほしいのは、値段を考えなければ音も良いし、イヤーピースやケーブルの影響を受けやすそうなのでポテンシャルもかなり高そうだ。ただ、定価は高いのではないだろうかということだ(笑)。
 
最近は2万も出すと本当に良い音のイヤホンが買えるから、競合が強すぎる問題もある。頑張れ!DARUMA AUDIO!!!
 
【点数】 ★★★★★★★★ 8/10