【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★
【傾向】フラット
【発売当時の値段】6900円
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★良い点★
・全帯域の音のクオリティが上がる
★悪い点★
・鳴らしづらい。再生機によってはポテンシャルを発揮できず、いまいち効果を実感しづらい。
16芯 銀メッキ OFC アップグレードケーブルとしてAmazon等で販売されていたケーブルだ。
私が持っているのはMMCX - 3.5mmのタイプのものだ。
今回はこちらのケーブルをレビューしてみよう。
16芯ケーブルだが、そこまで太くはなくて取り回しは良かった。
イヤホンだが、所持している中でTinHifi P1 PlusとTENHZ T5を使ってレビューすることにした。
このケーブルはどんなイヤホンに挿しても鳴らしづらく、イヤホンによっては明確に音量が取りづらくなったと感じるぐらいだ。
またケーブル自体の色付けも少ないため、スマホなどの出力が弱めの再生機器だとあまり変化を感じられないことが多いように思えた。
半面、鳴らしきると非常にクオリティの高い音が鳴り、全帯域がブラッシュアップされたような印象を受けた。
明らかに音はよくなるものの、どこかの帯域が誇張されたということはなく、イヤホンによってはアタック感が抑えられるような印象もあった。
そして今回は鳴らしづらいこともあって、所有物の中でも特に出力のあるポタアン、Carot One NIK58-TUBE、CHORD mojoを使用して鳴らしてみることにした。
TinHifi P1 Plusは元から鳴らしづらいイヤホンではあったが、上記の2つのポタアンではしっかりと鳴らせているという感覚があった。
元のチューニングから大きくは変わらず全体的な解像度は高くなり、単純にパワーアップした印象だ。
TENHZ T5に関しては低域の質が上がり、より輪郭が明瞭になった印象だ。
高域のアタック感は少し軽減されたものの、反対に聞き疲れがなくなって良いぐらいだ。
こちらのイヤホンに関しては明確に音が良くなった印象があり、やはり出力の高い再生機器で鳴らし切ると、お値段以上に素晴らしい音を奏でた。
再生機器を選ぶので初心者には薦めづらいが、反対に再生環境の整った中~上級者にはコスパも良くておすすめのケーブルだ。
元のイヤホンのチューニングを大きく変えないのも用途によっては好ましいだろう。
【点数】 ★★★★★★★★ 8/10
【ケーブルレビューに使った音源,アルバム】
★TinHifi P1 Plus★
●Huawei P30 lite + NIK58-TUBE(DITA Truth Interconnect 3.5 to 3.5 Mini Cable によるアナログ接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・ano/BONE BORN BOMB(J-POP,女性ボーカル) ◎
・パルプ/More(ポップス) 〇
・Mt.Joy/Hope We Have Fun(ロック) ◎
・直田姫奈/FEVER -僕たちの計画-(アニソン,女性ボーカル) ◎
●Huawei P30 lite + Chord Mojo(Amazonベーシック USB Type Cケーブル 15cm (タイプC - マイクロ2.0タイプB)によるUSB接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・ART-SCHOOL/1985(ロック) 〇
★TENHZ T5★
●Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G + iFi audio GO link + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Within the Ruins/Phenomena Ⅱ(メタルコア) ◎
・MISIA/LOVE NEVER DIES(J-POP,女性ボーカル) ◎
・Parkway Drive/Darker Still(メタルコア) ○
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △