私はイヤホンハンター

オーディオで破産!生活保護まで、あと一歩!!

TRN「V90」低音良質!!バランス重視の低価格最強ハイブリッド!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】4BA+1DD
【発売当時の値段】5899円

★良い点★
・全体的にバランスの取れたチューニング
・適度な低音の量感と、解像度が高く抜けの良いサウンド

★悪い点★
特になし

こちらはTRNの4BA+1DDのハイブリッド構成のイヤホンだ。

今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
付属品はTRNのこれまで発売したイヤホンと特に代わり映えのしないものだ。

イヤーピースは可もなく不可もなく。サードパーティー製のイヤーピースで更に装着感が増す印象だ。

個人的にスパイラルドットはグルーヴ感が増し装着感も良くなっておすすめだ。

またハウジングはアルミハウジングでシンプルなデザインながら高級感があり好ましく思えた。

2、音質評価
高域は明瞭で解像度が高く、刺さるか刺さらないかの直前ぐらいの音だ。

中音域は明瞭。リズム隊も派手に鳴るのだがボーカルが埋もれる事はなく、ボーカルメインで聞きたい方にも好まれそうだ。

低域は適度な量感があり、ややウォーム寄りだがスピード感もあるものだった。

個人的にこのイヤホンは好みであり絶賛だ。特に欠点も感じなかった。

フラットな音像を求める方には違うと思うが、ドンシャリサウンドとして非常にバランスが取れており、各帯域も価格帯以上のものを感じた。

スマホ直挿しでも十分に鳴るが出力次第で音が大きく変わる印象だ。

出力が弱い場合は低音が目立つが、例えばCayin N5iiのハイゲインで鳴らした時には高音の印象が強くなった。

そのため機材やリケーブルで音を変えていく楽しみもあると思えた。

ポップス、ボーカル物、ロックなど、ジャンル問わず対応できるが、弾力性のある上質な低音はジャズやヒップホップにも向いているように感じた。

【総評】
低価格ハイブリッドイヤホンの1つの完成系とも思えるサウンドだ。

全体的にバランスの取れたサウンドで個人的にはガンガンおすすめしていきたいイヤホンだ。

【点数】 ★★★★★★★★★ 9/10
【名機認定!!!】

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

OPPO Reno3 A + Fiio Q5s(LDAC接続) + AM3D(3.5mm) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・AK-69 & ¥ellow Bucks/Flying To The Top(ヒップホップ) ◯
・Kohiya/KJ SEASON(ヒップホップ) ◯
・JUMADIBA/Noodle - EP(ヒップホップ) ◯
・空音/Life Teller(J-POP,ヒップホップ) ◯
Zara Larsson/VENUS(ポップス,女性ボーカル) ◎
・Nicki Minaj/Pink Friday 2(ヒップホップ,女性ボーカル) ◎

●Cayin N5ii(3.5mm 直刺し)
・Reol/BLACK BOX(J-POP,女性ボーカル) 〇
Wes Montgomery/Full House [Live](ジャズ) 〇
・SODOM/BETTER OFF DEAD(スラッシュメタル) ◎

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △