【高音】★★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1BA + 1DD
【発売当時の値段】4275円
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CRTRPVBJ
Aliexpress:https://ja.aliexpress.com/item/1005006457118526.html?gatewayAdapt=glo2jpn
NICEHCK:https://nicehck.com/products/nicehck-x39?_pos=1&_psq=X39&_ss=e&_v=1.0
★良い点★
・抜けがよく刺激的な高域
★悪い点★
・やや人工的な音
・低域の量感は控えめ
こちらはNICEHCKからリリースされたハイブリッド構成のイヤホンだ。
チタンメッキグラフェン振動板を使用しているようだ。
今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。
1、音質以外の評価
まず目を引くのは個性的な色合いのフェイスプレートだ。高級感があってよかった。
ケーブルは取り回しも良く価格相応の見た目の物だ。
イヤーピースは黒いものが3ペア、カラフルなものが5ペア付属していた。
黒いものは装着感が悪かったので、カラフルなイヤーピースの真ん中のサイズを使用することにした。
また付属のキャリングポーチは革製で高級感があり良かった。
2、音質評価
高域は明瞭。抜けがよく爽快感があった。かなり刺激的な音だが刺さらない絶妙なバランスだ。
中音域は明瞭。ボーカルは綺麗に聞こえるがリズム隊と同じぐらいに定位。クールで自然な表現に思えた。
低域は量感は少な目だが分離はよくベースの音も追いやすかった。
中・高音域重視のイヤホンだが、下を支える低域も上質で、分離も良いイヤホンに思えた。
人工的な音作りのため打ち込み系のポップスやアニソン、ボカロとの相性が良く感じた。
ギターロックなども締まったサウンドで悪くなかった。
ミドルテンポの楽曲よりもスピード感のある曲のが得意な印象だ。
個人的には低域の量感がもう少し多い方が好みだが、アンプやエフェクターで十分補強できる範囲内だ。
スマートフォン直挿しだと全体の音がボヤけて感じた。安いUSB DACでもいいので何か挟むのをおすすめだ。
【総評】
現代的なサウンドに適したイヤホンと言えるだろう。
派手なハウジングも相まって、最近のサウンドをハイテンションで楽しみたい方におすすめだ。
【点数】 ★★★★★★★★ 8/10
【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
●OPPO Reno3 A(直挿し) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・前田佳織里/Grab the World - EP(アニソン,女性ボーカル) 〇
・ヤングスキニー/嘘だらけの日常の中で(再録 ver.) - EP(ロック) 〇
●OPPO Reno3 A + iBasso DC03 + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Carpainter/Plastic Dancer - EP(EDM) ◎
・SATOH/Monkeys - EP(ロック) ◎
・DOPING PANDA & the band apart/MELLOW FELLOW - EP(パンク) 〇
・稲葉曇/ウェザーステーション(ボカロ) ◎
●Fiio M9(3.5mm直挿し)
・YOASOBI/THE BOOK 3(J-POP,女性ボーカル) ◎
●OPPO Reno3 A + iFi Audio GO blu(LDAC接続)(3.5mm) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・蒼井翔太/DETONATOR(アニソン) ◎
・『ユイカ』/紺色に憧れて(J-POP,女性ボーカル)
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △