【高音】★★★★
【中音】★★★
【低音】★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】広い
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】4980円
★良い点★
・安いイヤホンなのにデザインがかっこいい!
★悪い点★
・生楽器の表現が機械的で、生楽器メインのジャンルに向いていないような気がする。
・低音の沈み込みが浅い。
【向いているジャンル】
EDM、エレクトロニカ、テクノ、打ち込み系のポップス
こちらはVGP 2021 SUMMERなんて大層な賞も受賞しているSoundPEATSのTWSである。
これまでの黒を基調にしたデザインとも異なり、SONICだけの新しいデザインとなっている。
また音質もこれまでのSoundPEATSとは傾向が違うように感じた。
1、音質以外の評価
フィット感は上々。少しだけイヤホンがケースから取り出しづらいが、慣れで改善できる。
イヤーピースは悪くはないが、お気に入りのイヤーピースがあるなら交換した方がフィット感がよくなると思った。あくまで付属品の範疇。
2、音質評価
高音は結構鋭く出ており、この時点でも低音重視だった過去のSoundPEATSイヤホンとは傾向が異なる。
また硬めの高音で好みは分かれそうだ。弦楽器の余韻を楽しめる印象ではない。
中音は特別埋もれる事もないが、目立っている事もなく、ボーカルもリズム隊と同じぐらいの位置で鳴っているように聞こえた。
低音は結構タイトで沈み込みが浅い。そのため個人的な感想だがロックやバンドサウンドにあまり適していないように感じた。
反面、スピード感を求められるダンスミュージックには向いており、タイトで広がりのある低音がEDMを楽しく聞かせる。
【総評】
利用者が5000円以下のイヤホンに、どの程度のレベルを求めているかにもよるが、個人的にジャンルは選ぶイヤホンだと感じた。
ただエレクトロニカやEDM等の電子音楽に対応できる低価格帯のイヤホンは貴重なので、それだけでも個人的に利用価値があった。
低音はそれなりに出ているが、こもっているような印象は受けない。低価格にも関わらず解像度の高いイヤホンだと感じた。
【点数】 ★★★★★★★ 7/10
【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
●OPPO Reno3a(apt-x接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Pom Pom Squad/Death of a Cheerleader(女性ボーカル,ロック) 〇
・Blawan/Soft Waahls EP(テクノ) 〇
・Relph/24oz(ヒップホップ) 〇
・Royal Blood/Typhoons(ロック) ◎
・Ben Bohmer/Begin Again(エレクトロニカ) 〇
・ジミー・エドガー/CHEETAH BEND(エレクトロニカ) 〇
・Claire Rousay/a softer focus(アンビエント) ◎
・ミーレ マンザンザ/Crisis & Opportunity, Vol. 1 - London(ジャズ) 〇
・Perturbator/Lustful Sacraments(エレクトロニカ,メタル) 〇
・Richard Skelton/These Charms May Be Sung over a Wound(エレクトロニカ) ◎
・midori hirano/Invisible Island(アンビエント,エレクトロニカ) ◎
●Fiio M9(apt-x接続)
・ツユ/貴方を不幸に誘いますね(女性ボーカル,J-POP) 〇
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない