【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】普通
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】4000円ぐらい
★良い点★
・パワフルな低音
★悪い点★
・高音はそんなに伸びない
・音源によってはボーカルが埋もれる
こちらは今ではワイヤレスイヤホンのメーカーとして高い知名度を誇るSOUNDPEATSの初期作だ。
なんと100万台以上売り上げたそうだ。
今回はこちらのイヤホンのレビューをしてみよう。
1、音質以外の評価
黒一色で統一された充電ケースとイヤホン。
プラスチッキーな見た目で高級感はないが、お値段が安いものなので値段相応だ。
またどんなファッションにも合わせやすいデザインなので使いやすいとも思えた。
各サイズのイヤーピースとイヤーウィングが付いているためフィット感は良好に感じた。
イヤーピースの性能自体は可もなく不可もなくなので好みに合わせてサードパーティー製に変えてもよいと感じた。
2021年のイヤホンなので少し古いのもあるがapt-xに対応していないのは残念だ。
AACには対応しているのでiPhoneユーザーには良いかもしれない。
2、音質評価
高域は出ているが全体の中では目立たない帯域で伸びもない。
中域はボーカルが音源によっては埋もれるような印象があった。また女性ボーカルよりは男性ボーカルの方が得意に感じた。
ボーカルだけと言うよりはリズム隊の演奏も含めて音楽を全体で楽しみたい方のが向いているだろう。
低域は量感もありパワフル。潔さすら感じた。また低域としての質も高く思えた。
低音ジャンキーにはたまらないものだ。
また価格帯を考えるとかなり上質な低域なので、昔のイヤホンのような「こもっている」印象がないのも嬉しいところだ。
音源を選ぶところもあるが、ボーカル重視のイヤホンばかりでは面白くないし、私は低域大好き人間なので歓迎だ。
また安価なイヤホンにしては高音も悪くはなくて、キーボードやピアノの音は滑らかに聞こえた。
ロック,メタル,EDMなどを中心に聞くような低音ジャンキーにはおすすめだ。
ただ全体的にドッシリとした音でスピード感はあまり感じられなかった。
【総評】
個人的には好みのチューニングだ。シンプルな形状、使い勝手で、手頃なTWSとして申し分ないと思えた。
【総評】 ★★★★★★★★ 8/10
【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
●OPPO Reno3 A(SBC接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・Jinmenusagi/DONG JING REN(ヒップホップ) ◯
・スラッシュ/4(ヘヴィメタル,ハードロック) ◯
・ティル・リンデマン/Zunge(エレクトロニカ,ヘヴィメタル) ◯
・Fit for An Autopsy/Oh What the Future Holds(デスコア) 〇
・Fit for An Autopsy/The Aggression Sessions - EP(デスコア) 〇
・Colonial Wound/Easy Laugh (Blue Glow Vinyl Version)(ハードコア・パンク) 〇
・鐵槌/士(ハードコア・パンク) ◯
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △