私はイヤホンハンター

オーディオで破産!生活保護まで、あと一歩!!

YOBYBO「X BOAT PRO」次世代のお洒落イヤホン!!高域の立ち上がりが速い!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★
【傾向】ドンシャリ
【解像度】良い
【分離感】普通
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】9900円

★良い点★
・立ち上がりの速い高域
・聴き疲れしづらいサウンド
・取り出しやすくデザイン性のある充電ケース

★悪い点★
・全体的にあっさりとしたサウンドで分析的に聴くには向いていない

こちらはInstagram等で話題の近未来的なデザインの完全ワイヤレスイヤホンだ。

YOBYBOはこれまでにもデザイン性の高いイヤホンを手がけてきたが、こちらは2022年の最新作だ。

今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。

1、音質以外の評価
こんなデザインがあったのかと驚かされる楕円形デザインの充電ケースに驚きだ。

一般的な充電ケースのように蓋を開ける手間がないのも嬉しい。

イヤホン自体は取り出しやすいが左右がパッと見ではわかりづらいので、ケースを見てパッと判別がつく形だと嬉しかった。

インナーイヤー型なのでイヤーピースなどはなく、装着感は人それぞれだと思うが個人的には可もなく不可もなくだ。

首を強く振ったら落ちそうだが、反対に言えば移動したり首を軽く曲げる程度では落ちそうな気配はなかった。

タッチ操作は反応しなかったり、押しづらかったりと少し不満はあるが許容範囲内だ。

2、音質評価
高域は明瞭。全帯域の中で一番特徴的だが刺さるような鋭さはない。

中音域は明瞭でボーカルが際立つようになっている。

低域は量感少なめでタイトな印象だ。

いわゆるドンシャリに分類される音だが、どの帯域も特に派手な音を鳴らすわけではないので聴き疲れはしにくそうだ。

高域の立ち上がりにスピード感があるため、ハイテンポのアニソンやJ-POPに向いていると感じた。

音数が多くハイテンポの曲でも音が塊にならず、しっかりと分離しているのは凄いと感じた。

ただ、どの帯域もアッサリとした印象で、高域は鮮明だが余韻は少なめで、低域も沈み込みが浅い。

聞き流す程度には良いが、オーディオオタクが求めるような聞き込み要素は少ないと感じた。

【総評】
パッと取り出してすぐに装着できるので家事や外出時に気軽に使えるイヤホンだと感じた。

またデザイン性が高いのでファッションと合わせて活用したいと思った。

決して音質が悪いわけではないのだが、高音質を重点に考えている方には別の選択肢があるだろう。

良い意味で「聞き流す」感覚で気軽に音楽を聴くのには最適だと感じた。

【点数】 ★★★★★★ 6/10

【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】

OPPO Reno3 A(apt-x接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・崎山蒼志/find fuse in youth(J-POP) ○
・Marta Arpini/I Am a Gem(ジャズ,女性ボーカル) ○
藤原さくら/SUPER MARKET(J-POP,女性ボーカル) ○
Predawn/The Gaze(ポップス,女性ボーカル) ○
・スカート/アナザー・ストーリー(ロック) ○
・かいこ/みゆはん(ポップス,女性ボーカル) ○
・Kevin Morby/This Is a Photograph(ポップス) ○

●Fiio M9(apt-x接続)
the peggies/goodmorning in TOKYO(ロック,女性ボーカル) ○

※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △