【高音】★★★★
【中音】★★★★★
【低音】★★★★
【傾向】フラット
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】普通
【フィット感】普通
【取り回し】普通
【ドライバー】1DD
【発売当時の値段】5072円
★良い点★
・自然なボーカル表現
・沈み込む低音と明瞭なボーカル
★悪い点★
・少し高域が刺さりやすい
Astrotecのダイナミックドライバーのイヤホンだ。今回はこちらのイヤホンをレビューしてみよう。
1、音質以外の評価
キラキラしたフェイスプレートは特徴的だ。安っぽいと捉える方もいるかもしれないが、個人的には個性的で良いと感じた。
イヤーピースは可もなく不可もなくで、フィット感を求めるなら他社製に変えた方が良いと感じた。
2、音質評価
高域は少し刺さりやすい印象だ。また余韻は少なめだ。
中域は明瞭。特にボーカルは自然で聞こえやすく好ましい表現に感じた。
低域は適度に量感があり、また深く沈み込みウォームな印象だ。ボーカルの邪魔をするようなことはなく、あくまで全体の土台を支えるような印象だ。
際立った帯域があるにも関わらず全体的にはフラットな印象だ。尚且つ派手よりは地味目のサウンドだ。
ただバランスの良いチューニングなので比較的ジャンルを選ばずに聞けるし、ウォームな低域の沈み込みが心地よかった。
女性ボーカルのポップスが一番相性がよく感じた。
【総評】
バランスの良いチューニングで好感の持てるイヤホン。
また同価格帯の中華イヤホンとは全然異なるチューニングなので、中華イヤホンばっかり聞いてる人(私のことだ)には新鮮なチューニングに感じるかもしれない。
【点数】 ★★★★★★★★ 8/10
【イヤホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
●OPPO Reno3 A(直挿し) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・瑛人/らんちゅう - EP(J-POP) ◎
・ニシハラスンホ/さがしても夜のままで(J-POP) ○
・湯木慧/W(J-POP,女性ボーカル) ◎
・t-Ace/アホバム(ヒップホップ) ○
・ジェネバ・カネー=メイソン, チネケ!オーケストラ & Leslie Suganandarajah/Florence Price: Piano Concerto in One Movement; Symphony No. 1 in E Minor(クラシック) ○
●Fiio M9(3.5mm直挿し)
・ゆいかおり/Puppy(アニソン,女性ボーカル) ○
・JUNNA/Dear(アニソン,女性ボーカル) ○
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △