私はイヤホンハンター

オーディオで破産!生活保護まで、あと一歩!!

AKG「K240」上級機を食うコスパ最強のエントリークラス!!

【高音】★★★★
【中音】★★★★
【低音】★★★
【傾向】フラット
【解像度】良い
【分離感】良い
【音場】狭い
【装着感】普通
【発売当時の値段】5780円

f:id:tonchinkan_ear:20220302001539j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20220302002842j:plain

f:id:tonchinkan_ear:20220302002909j:plain

★良い点★
・音が鮮明で分離が良い。
・比較的ジャンルを選ばずに使える。
 
★悪い点★
・重低音を必要とする楽曲とは相性が悪い。
 
オーストラリアのメーカーAKGによる、スタジオなどで使われるプロフェッショナル用途で使われるモニターヘッドホンだ。
 
国内では販売停止がしばらく続いていたが、2019年にヒビノから「K240 STUDIO-Y3」という名前で再発売され、現在では新品で容易に購入できるようになった。
 
ちなみに再発売にあたっては3年保証になっただけで、製品の音に変化はない。
 
私はプロフェッショナルではないので、今回はリスニングヘッドホンとして同ヘッドホンをレビューしていく。
 
1、音質以外の評価
セミオープンタイプのヘッドホンだ。
 
各パーツは高級なヘッドホンに比べると安っぽく感じるが、6000円以下のヘッドホンとしてはデザイン性もあり所有欲が満たされる。
 
AKGお得意のセルフアジャスト機構を採用しており、頭のサイズに合わせた装着の調整が容易に出来る。
 
イヤーパッドも高価格帯の製品と比べると劣るが、薄くて硬い割には装着感が良く、長時間の使用にも耐えられる。
 
2、音質評価
高域は、この価格帯のヘッドホンとしては十分に出ている。刺さるような印象はない。
 
中音域も綺麗に出ており、ギターの音からボーカルまで鮮明だ。
 
低域は量感としては少なく、ジャンルによっては物足りなく感じるだろう。
 
低音の量感を必要とするロックや、ヒップホップ、テクノ等の打ち込み系の音楽も得意とは言いづらい。
 
ただ全てのロックに向いていないわけではなく、低音の量感に目を瞑ればスピード感のある再生をしてくれるし、ボワつくような印象がないためロックに好ましいと考える人もいるはずだ。
 
個人的には、このヘッドホンのスッキリとした音でポップスを聞くのが好きだが、クラシックやジャズの再生にも優れていると感じた。
 
弦楽器の音の繊細さが際立つの、ヴァイオリン等の弦楽器を使ったクラシックや、アコースティックギターの弾き語りなども特別に良く聞こえた。
 
またDAPスマホ直刺しでも物足りなさは感じないのだが、アンプに繋げると底なしのポテンシャルを感じるので、安いものでもアンプを使う事をおすすめしたい。
 
【総評】
6000円以下で購入できるヘッドホンとしてはトップレベルの完成度だ。
 
私自身、常用するのは20000円以上のヘッドホンが多いのだが、K240はエントリークラスにも関わらず、高級ヘッドホンを食ってしまうような音の良さがある。
 
もしこれから本格的にヘッドホン購入を考えている方がいて、ヒップホップやヘヴィメタル等の重低音重視でないのであれば、真っ先にこのヘッドホンを薦めるだろう。
 
名機!
 
【点数】 ★★★★★★★★★ 9/10
【名機認定!!!】
 
【ヘッドホンレビューに使ったDAP,音源,アルバム】
 
MacBook Air + FOSTEX HP-A3(純正ケーブルによるUSB接続) + Amazon Music HDによるサブスク音源
・春野/25(2022年,ネット発のSSWのEP) ○+
・水槽/事後叙景(2022年,歌うマルチアーティスト) ○+
・神谷志龍/GHOST AID(J-POP) ○
・明日の叙景/わたしと私だったもの(ブラックメタル,ポストメタル) ○
・aimi/CHOSEN ONE(R&B,女性ボーカル) 〇
ジョン・メレンキャンプ/Strictly A One-Eyed Jack(2022年,USシンガーソングライター) ○
・Som/purple - EP(韓国ソウル出身の大阪育ち、現在は都内拠点に活動するシンガーソングライター) ○+
・坂東祐大/TRANCE(クラシック,ジャズ) ◎
 
MacBook Air + Fostex HP-A3(Amazonベーシック 光デジタルケーブル) + AT-HA22TUBE(ACROSS750 RR V2によるRCA接続)
・魚返 明未 & 井上銘/魚返明未&井上銘(2022年,魚返明未(ピアノ)と井上銘(ギター)が奏でる、新世代ジャズ) ○
・アンジェル・ダオー&La Pieta/Elle(2022年,カナダのバイオリニスト、アンジェル・デュポーによる女性だけの演奏家によるアンサンブル、Lapietaの25周年記念アルバム,53分) ○+
 
※私はアルバム全曲を通して聴く事を好み、1曲単位では聞かないです。
※かなり相性が良い→◎ 相性が良い→〇 あまり良くない △